キャスのキャラクターストーリーは全1話である。路地裏で出会った主人公とキャスが町を歩くあいだに、町の人々とキャスの関わりが描かれ、キャスは過去に人へ迷惑をかけたことへの思いを語る。
路地裏の猫の集会と町の人々
散歩をしていた主人公は、路地裏に猫が集まっているのを見つけ、そこでキャスに出会う。キャスは猫の集会に加わっていたと話し、猫たちはときどき集まって情報を交換するのだと説明する。この日の話題は新しくできた店のことで、余り物をもらえるのはよいが量が多すぎて売り上げが心配だという。猫の言葉が分かるのかと主人公が尋ねると、キャスは自分も猫だからと答える。
警戒心の強い野良猫が主人公から逃げないのを見て、キャスはこれを主人公が優しいことの表れと受け取る。匂いからも、優しさだけでなく不思議な感じが伝わってくると語る。そのあと主人公を自分の店に招き、お茶を淹れると申し出る。
店へ向かう途中、キャスは町の人々から次々に声をかけられる。告白の相談に乗った女の子は、うまくいったと報告して礼に遊びへ誘う。贈り物について助言を受けた女性も礼を言い、店の今日のおすすめを尋ねる。キャスの答えはベリーを使ったケーキである。感心する主人公に、キャスは自分の顔が広いのはカフェを営んでいるからだと言う。さらに、ふらりとやって来た余所者の自分に町の人々が親身になってくれたので、恩返しに手伝いを続けるうち自然と親しくなったと語る。
主人公は、皆と仲良くなれたのはキャスの人柄のおかげだと言う。するとキャスは、昔いろいろあって人に多くの迷惑をかけたこと、今はその罪滅ぼしをしているだけで本当の自分は少しも優しくないことを打ち明ける。主人公は、そうしようとしてできているならキャスが優しいことに変わりはないと返す。キャスは主人公と鼻を触れ合わせ、それを猫の親愛の表現だと説明する。最後はお茶をおごると言って、主人公を店へ急かす。
登場人物
- 主人公:散歩の途中でキャスに出会い、自分は優しくないと言うキャスに対して、優しいことに変わりはないと伝える。