マスター・リアのキャラクターストーリーは2話ある。第1話では主人公たち4人に稽古をつけて一人ひとりに助言し、第2話では年始の寒稽古のあと、焚き火を囲んで主人公と語り合う。
四人がかりの訓練と赤の教え
主人公、ティムール、ロバート・E・リー、スパルタクスの4人がかりでマスター・リアに挑むが、まったく歯が立たない。休憩に入ると、リアは一人ずつに助言する。ティムールには、勢いのまま戦うと味方を巻き込むおそれがあるため、あとで個別に指導すると告げる。主人公には、仲間が攻撃されたときに気を取られて判断が遅れたことを指摘し、仲間を気づかう優しさは長所だが命取りにもなりうると戒める。主人公はその指摘を受け入れる。
訓練に飽きたスパルタクスに対して、リアは強制はしないとしたうえで、身につけた力はやがて主人公のためにもなると説く。主人公が喜ぶと聞いたスパルタクスは、続ける気になる。リーには「普通」と評して落ち込ませるが、それは基本に忠実で万能に近いという意味だと言い直す。
訓練が終わり、主人公は戦闘技術のほかに強くなるため心がけることはあるかと尋ねる。リアは足りないのは「赤」だと答え、赤い武具や装飾を身に着ければ心が常に戦場にあるようになり、健康や運気にも効くと熱心に語る。ティムールの装いはよいが、リーはもう少し頑張るべきだと評し、赤い夕陽に向かって走ろうと皆を促す。リーは、リアが思っていたより個性的な人物だったと漏らす。
年始の寒稽古と焚き火
年始、マスター・リアは夜明けの2時間前に浜辺で寒稽古をすると皆に呼びかける。しかし集まったのは主人公だけだった。寒さで体が思うように動かない主人公を、リアは心の乱れは剣の乱れにつながると叱りつける。最後には主人公の表情が引き締まったことを認め、稽古の出来をほめる。
稽古のあと、二人は汗で体が冷えないよう焚き火をおこす。主人公がなぜそこまで剣の道に打ち込めるのかと尋ねると、リアは、遊びや慢心、寂しさが心の隙間に入り込む暇はないと答える。迷いがあると剣筋がぶれるので、まっすぐでなければ剣は振るえないとも語る。さらに、寒稽古での主人公の動きを燃えさかる炎にたとえてほめる。主人公は、思ったことをそのまま伝えるリアの性格を好ましく思い、見習いたいと伝える。リアのほうも、主人公といるのは心地よいと口にする。
二人は日の出を待つ。リアは、夜明け前の暗さと寒さを知っておけば、たいていのつらさは苦にならなくなると説く。昇る朝日を前に主人公が筋肉痛を心配すると、リアは、そうなったら見舞いに行くと笑って答える。