マスター・ルルアのキャラクターストーリーは全2話である。第1話では、ルルアがアビス出現の知らせを受けた主人公たちをナイトくんに乗せて村へ運び、そこで言い争うレジェンドたちを力ずくで止める。第2話では、主人公のために二人きりのお茶会をこっそり準備し、もてなす。
村の正義論争
主人公がリトリーとのどかに過ごしていると、韋駄天が駆けつけ、領内にアビスの大群が現れて近くの村が襲われそうだと知らせる。韋駄天は主人公一人では無茶だと止めるが、主人公は時間が無いとして向かおうとする。そこへ来たルルアは、主人公がどうしてもと言うなら手を貸してもいいと勿体をつける。主人公が本気で助けを求めると、ルルアは引き受け、主人公とリトリーをナイトくんに乗せて村へ急ぐ。韋駄天はナイトくんの速さを疑っていたが、実際に走りを見ると認め、自分のクマラ号で後に続く。
ところが村に着いてもアビスの姿は無く、鉄腕ゲッツとガラハッドがどちらが正義かで言い争っている。アーサーの説明によれば、アビスは近くに居合わせたアーサーたちとゲッツが倒し、村人はトリスタンとニムエが避難させて無事だという。ゲッツの独特な言葉の意味を尋ねるうちに、アーサーとゲッツのどちらが正義かという論争になったのだという。アーサーは、二人の騎士道のぶつかり合いに水を差すのは無粋だとして止めようとしない。
ルルアは、レジェンド同士で争っていては意味が無いとして二人を止めに入る。しかし二人はルルアを逃げ遅れた村の子供と思い込み、話を聞かない。怒ったルルアは「オメガ粒子衝撃」で二人を空高く吹き飛ばし、みね撃ちだと言い張ったうえで、落ちてくる二人をナイトくんの大きな手で受け止める。頭が冷えた二人は争いをやめる。アーサーはルルアの騎士道精神を認め、主人公に大切にするよう告げる。ルルアは主人公に、これからも何かあれば自分に任せてほしいと言う。
隊長だけのお茶会
ルルアは、主人公を招くお茶会のために希少な茶葉を探して店を回るが、どこにも置いていない。何軒目かの茶葉問屋の商人から、隣町の知り合いの店に在庫があるかもしれないと聞き、早速出かける。小さくなって乗れないナイトくんの道案内で隣町の雑貨屋に着くと、ちょうど茶葉が入荷したところで、ルルアは茶葉と、割り引いてもらったティーセットを買う。お茶会は、いつも忙しい主人公を驚かせるため、内緒で準備する二人きりの特別なものにするつもりである。
戻ったルルアは、茶葉に合う菓子を誰に聞けばいいか困るが、ナイトくんに促されて茶葉問屋の商人のことを思い出し、勧めてもらった菓子をたくさん買い込む。帰り道で主人公に出くわし、ごまかそうとするが、通りかかった商人がお茶会のことを口にしてしまう。楽しそうだと言う主人公をルルアは招待し、主人公は必ず行くと約束する。二人きりだということは知られずに済んだため、ルルアは期待に応えようと張り切って部屋を飾りつける。
お茶会の当日、ゲストが自分一人だと知った主人公に、ルルアは主人公だけをもてなすための会だと明かす。テーブルには、ナイトくんが運ぶ菓子や、ルルア自身が食べて気に入ったものが並び、余れば他の仲間にも振る舞うという。ルルアが隣町で手に入れた茶葉で紅茶を淹れると、主人公はうまく言葉にできないながらも味をほめ、いつかお返しをしたいと言う。ルルアはそれよりも話がしたいと応じ、二人きりのお茶会はしばらく続く。
登場人物
- 主人公:ルルアが「隊長」と呼ぶ人物で、第1話ではルルアに助けを求め、第2話ではお茶会でもてなされる。
- リトリー:主人公とともにナイトくんに乗って村へ向かい、ルルアの活躍を見届ける。
- 韋駄天:アビスの大群が現れたと知らせ、クマラ号で村まで同行する。
- アーサー:村でアビスを倒した一人で、論争のいきさつを説明し、ルルアの騎士道精神を認める。
- 鉄腕ゲッツ:アビス討伐に加わった後、ガラハッドと正義をめぐって言い争い、ルルアに止められる。
- ガラハッド:アーサーこそ正義だと主張してゲッツと争い、ルルアに吹き飛ばされて落ち着きを取り戻す。
- トリスタン:ニムエとともに村人を避難させたと、アーサーの口から語られる。