キャラクターストーリー第1話では、小恋は桜内義之と一緒にウリエルから頼まれた荷物運びを手伝い、ウリエルに注意される。その後の帰り道では、二人で「普通の恋愛」がどこまで許されるのかを考える。
資料室の荷運びと遠回りの帰り道
ある日の放課後、小恋と義之はウリエルの仕事を手伝うため資料室を訪れ、頼まれていた箱を二つ見つける。小恋は一つずつ分けて運ぼうと言い、自分の箱を勢いよく持ち上げる。しかし勢いがつきすぎて体勢を崩し、義之がその背中を抱き留める。小恋は義之に守ってもらったと口にし、二人はその体勢のまま互いを意識して照れ始める。
そこへ仕事を早めに終えたウリエルが様子を見に来る。二人は飛び上がるようにして離れる。ウリエルは、学び舎はいかがわしい行為をする場所ではないと二人に注意する。小恋は「まだ何もしてない」と否定するが、言い間違いを指摘されて言葉に詰まる。ウリエルは恋愛を禁じるつもりはないとしたうえで、学生には学生らしいやり方があると説く。そして学び舎にいる間は「普通の恋愛の範疇を超えないように」と言い聞かせる。二人が謝ると、三人で荷物を運び終える。
寮へ戻る途中、二人はウリエルの言葉を意識して、いつもより少し離れて歩く。小恋は普通の恋愛がどこまでなのかを話題にし、手をつなぐのは許されるだろうと言う。キスについても口にするが、二人とも赤面してしまう。話に夢中になるうちに、二人はいつもと違う廊下に出る。義之の提案でさらに別の道へ進んだ結果、大きく遠回りになる。謝る義之に、小恋はこうなると分かっていて付き合ったのだと答える。寮には皆がいるので、二人きりの時間が増えるのは嬉しいとも言う。小恋が手を差し出し、二人は指を絡めて手をつなぐ。これなら普通の恋愛の範囲内だと小恋は笑い、二人は静かな廊下を歩いていく。
登場人物
- 桜内義之:物語の語り手で、小恋とともに荷物運びを手伝い、帰り道を一緒に歩く。
- ウリエル:荷物運びを二人に頼み、資料室で二人に学生らしい恋愛をするよう注意する。