シヴァのキャラクターストーリーは全1話である。アビスに襲われた村で、主人公・ジャンヌ・ダルク・ジル・ド・レの前にシヴァが現れ、善悪や神のあり方をめぐって主人公と言い合う。最後にシヴァは主人公についていくと決める。
不条理の神と「ばか者」
村をアビスの群れが襲い、主人公はジャンヌやジル・ド・レとともに村人の笑顔を守ると意気込む。そこへ謎の声が割り込み、主人公の言葉を恥ずかしいとからかう。さらにアビスに帰れと呼びかけると、アビスは本当に退いてしまう。手柄を横取りされた形になった一行は、報酬を受け取っていたため村人から冷たい目を向けられる。
ジル・ド・レに正体を問われた声の主は、破壊の神とも慈悲深き神とも呼ばれる存在だと名乗る。主人公はこの相手を月の神と受け取り、なぜアビスを見逃すのかと問う。シヴァは、善悪は解釈にすぎず、アビスにも村を襲う正義があったのだろうと語る。また神は高みにいて何もせず、人間を翻弄する不条理な存在だとして、主人公に不条理を受け入れるよう迫る。主人公は従うのではなく逆にシヴァを従えると言い返し、そうすれば不条理ではなくなると告げる。この返答にシヴァは、自分に逆らう人間は面白いと笑い、思わず「トゥンク」してしまうところだったと語る。そして矛盾に足を止めず力ずくで押し通そうとする主人公を「ばか者」と呼んで面白がる。主人公はシヴァに向かって駆け出す。
ところが主人公はすぐに熱が冷める。主人公は、シヴァは口だけで覚悟が違う、倒す理由もよく考えれば無いと言い、そのうえ女性に暴力は振るいたくない、男同士で熱く戦いたいと言い出す。シヴァは自分は男にもなれると返すが、主人公はそれでも女の子だと言って取り合わない。シヴァは、自分が人間に与えてきた不条理を主人公にやり返されていると気づき、その姿勢に感心する。男を探しに行くと立ち去ろうとする主人公に、シヴァは最後までばか者を貫けるか見届けてやると宣言する。主人公が断っても、人間に拒否権は無いと押し切る。ジャンヌはこの結末を、ジル・ド・レの「漆黒の不条理変化」作戦が不条理に勝ったものだと語るが、ジル・ド・レ本人は適当に言っただけだと明かす。