あらすじ
ソロモンは、自分が研究して作り出した魔術が世界中に散らばってしまい、その一部の痕跡を月で見つけたため回収に向かう。主人公が同行を申し出てリトリーも加わる。さらにアポロンが、自分を姉さんと呼ぶ妹のアルテミスを半ば強引に連れて加わる。アポロンは何かにつけて「青春」を持ち出し、一行は寄り道をしながら旅を続ける。やがて着いたコロニーでは、住人たちが生気を失った状態になっていた。
ストーリー
第1話
ソロモンは魔術の回収のため、しばらく別行動をとると主人公に伝える。主人公は、慣れない土地での一人旅は大変だろうと考えて同行を申し出て、リトリーも一緒に来る。そこへアポロンが、主人公に用があった様子のアルテミスを連れて加わる。アポロンは自分で魔術を生み出して取り戻そうとするソロモンの行動を青春だと言い、手伝うと言い張る。
目的地まではまだ遠いが、アポロンはきれいな泉があるコロニーを見つけ、休憩しようと言ってソロモンとアルテミスを引っ張って行ってしまう。主人公とリトリーもその後を追う。
第2話
休憩を終えた一行の話題は、アポロンが主人公から受け取った指輪で新しい力を得たことに移る。アルテミスは、相手を選ばずに指輪を渡す主人公をからかう。次に見えたコロニーで魔術の痕跡が濃くなったため、一行はそこに立ち寄る。町は静まり返っており、住人は呼びかけにも答えない。ソロモンは、これは自分の魔術のせいだと言う。ソロモンによれば、その魔術はマナを強制的に吸い取るもので、本来はけがや病気で弱った体を助けるために考えたが、使い方によっては人や大気からいくらでもマナを吸収できてしまう。
怒るソロモンに対し、アポロンは、犯人は住人を殺さずに済ませているので冷静な相手かもしれないと注意を促す。一行は宿で休むことにする。その夜、目を覚ました主人公は、まだなじまない新しい力に慣れるため一人で特訓しているアポロンを見かける。アポロンは、自分はただ楽しいことが好きなだけだと語る。主人公が手合わせを頼んだところへ、様子のおかしい天使兵たちが現れる。駆けつけたソロモンは、天使兵たちが自分の魔術の影響を受けていると告げ、一行は戦いに入る。
第3話
天使兵を退けた一行の前に、体からマナがあふれ出た天使兵が現れる。ソロモンによれば、この天使兵が魔術を持っており、限界を超えてマナを吸収したために我を失っている。周りの天使兵は、そのあふれたマナに同調しているだけだという。しかしアポロンとアルテミスは息が上がっていた。アポロンは、指輪の力のせいでいつもより消耗が激しいと認める。主人公は一度退いて態勢を整えることにする。退く途中でアルテミスが足を滑らせると、アポロンとソロモンが敵を引きつけ、一行は二手に分かれて逃げる。
逃げ延びたアルテミスは、姉は自分に過保護すぎると主人公に不満を述べる。周りの都合に構わず「青春」を押しつけることや、自分を陰キャ呼ばわりすることにも文句を言う。さらに、おせっかいで周りを振り回し、誰にでも指輪を押しつける主人公も姉と同類だと指摘する。アルテミスは、もともとこの文句を言うために主人公のもとへ行くつもりだったと明かす。そこへ、聞き覚えのある声がかかる。
第4話
声の主はアポロンだった。アポロンは、合流を待ちきれなくなったソロモンが一人で魔術の回収に向かったと伝える。ソロモンは、町の人々を巻き込まないよう、わざと見つかって敵を町の外へおびき出すつもりだという。一行はソロモンを追う。
町から離れた場所でソロモンは戦うが、敵の数は減らず、魔術を持つ天使兵にも攻撃が効かない。ソロモンは、被害を受けたのはあの町だけではないとみる。また、この暴走には魔術そのものが悪影響を与えた可能性もあると考え、責任を取って元に戻すと決める。追い詰められたところへアルテミスの矢が降り注ぎ、一行が加勢する。アポロンは、過ぎた力が身を滅ぼすこともあると天使兵に語りかけ、自分たちが新しく得た力にも同じことが言えると示す。しかしすぐに、場を盛り上げるために思いついただけだと言う。新しい力の感覚をつかんだアポロンと、回復したアルテミスは、戦いの後にみんなで食事に行く約束をして、敵に立ち向かう。
第5話
ソロモンは魔術を魔導書に戻し、回収を終える。ただし、月にも地上にもまだ回収していない魔術が残っている。主人公の提案で、一行は気絶した天使兵の拘束を解き、誰にも知られないうちに立ち去ることにする。ソロモンの魔術が原因だと誤解されるのを避けるためである。ソロモンによれば、マナを奪われた町の人々も時間がたてば元に戻る。
ソロモンが礼を述べた後、アポロンは、アルテミスが主人公に不満をぶちまけていた場面を実は見ていたと明かし、アルテミスは取り乱す。続いてアポロンは、帰り道にある月で一番の絶景の場所へ、デートコースとして一緒に行こうと主人公を誘う。主人公を狙う者はみな自分のライバルだと言いながら、全員を引き連れて歩き出す。主人公は、楽しいことが好きなだけというアポロンの言葉を思い返し、皆の後を追う。