あらすじ
新選組の鍛錬にアイラとアイズが加わった日、アイズは沖田総司の療養をかねて海へ行こうと持ちかける。誰が水着を着るかで近藤勇と土方歳三の意見が割れ、二人は剣で決着をつけることになる。負けた近藤は、慣れない水着でバカンスに臨むことになる。浜辺では、かつて復興を手伝った港町の人々の願いで始まった、クルセイダーズの水着美女を決める催しが開かれていた。
ストーリー
第1話
話はガブリエルたちのお宝探しより前にさかのぼる。新選組の鍛錬にアイラとアイズが参加し、アイラは近藤勇と手合わせする。土方歳三は沖田総司の身体がもう治っていることを、まだ近藤に話していないのかと小声で尋ねる。沖田はなかなか言い出せずにいると答え、土方は打ち明けるかどうかを沖田に任せる。
アイズが療養のため海へ行こうと提案し、近藤と沖田は土方に水着を着せようとする。土方は、それなら局長が先に着るのが筋だと言い返す。互いに譲らないまま、二人は「敗者は潔く、水着でバカンスだ」と決めて剣で勝負し、近藤が惜しくも敗れて水着に挑戦することになる。
第2話
主人公の調整で、クルセイダーズの仲間たちもそろって海で休暇を取ることになる。近藤は沖田、アイズと水着を買いに行き、店でリチャード1世、ガブリエル、菅原道真に会って水着選びを手伝う。沖田は療養で体調が良くなったことにして主人公とはしゃぎたいと考え、アイズは主人公との仲を深めようと大胆な水着を選ぶ。武士らしさにこだわって迷う近藤は、普通の女性になった自分を想像してみるよう二人に勧められ、すっきりした水着を選ぶ。
任務を終えて浜辺に着いた三人は、レオナルド・ダ・ヴィンチが作ったからくり人形をどれだけ倒せるかを競う企画に飛び入りで加わる。この勝負は服部半蔵が制する。クローデットとラプスによれば、催しは港町の人々の願いで始まった水着美女コンテストで、総合力を見るべきだという意見から「水着美女鉄人レース」に変わったという。アイズの提案で、近藤、沖田、アイズは三人でチームを組む。優勝は町民の投票で決まり、協力し合うことは認められている。
水泳対決では、咳き込むことを心配した沖田が浮き袋部門に出る。同じ部門にはサリエルと、サメの浮き袋を持ったジャンヌ・ダルクも参加する。
第3話
水泳対決で沖田は浮き袋部門の2着、近藤は1着を惜しくも逃す。休憩中に三人はラプスの海の家を訪ね、手伝いで働いている主人公に会う。居合わせたルシファーとジャネットによれば、ニコラがこの海にある何かに興味を示していたが、主人公に先を越されたと残念がっていたという。かき氷を味わった近藤は、オリオンやマスター・ルルアがサーフィンをする姿を見て、やってみたいと素直に思う。
水鉄砲の競技では、射撃が得意なアイズが参加者を次々に倒す。沖田はアイズをかばって退場し、最後はファフニールとジークフリートとの2対2になる。ファフニールは竜の炎で水を霧に変えて相手の視界を奪う。近藤は気配を頼りにジークフリートの射撃を水鉄砲で斬り払ってアイズを守り、自分の水鉄砲は壊れる。さらに近藤は相手の正面に突っ込んで撃たれ、自分を巻き込むおそれからファフニールが炎を使えない状況を作る。アイズはジークフリートとの一騎打ちに勝つ。
続くクイズでは、チームから代表を一人出すことになる。泳ぎでも水鉄砲でもあまり活躍できなかった沖田が、身体への負担が小さいクイズならと名乗り出る。
第4話
クイズは海に浮かぶ回答台で行われ、不正解だと足元が爆発し、落ちれば失格になる。最初に誤答したトールが脱落し、知力と体力が試される勝負となる。クルセイダーズについての問題が多く出題され、長く活動してきた沖田は得点を重ねる。最後に残るのは沖田、リチャード1世、シグルドの三人で、シグルドはネロにだまされて参加したと明かす。最終問題で沖田は、ヤマトタケルたち四人の共通点を「妹」と答えて優勝する。その後、ダ・ヴィンチが最後の爆破を披露し、沖田の台もひっくり返る。
最後の競技のビーチフラッグでは、近藤が菅原道真とミカエルに勝つ。アイズも勝ち進むが、沖田は敗れる。沖田の組で勝ったのは服部半蔵ではなくガブリエルで、近藤と走りたいので本気を出したと語る。決勝で近藤と向き合ったガブリエルは、真面目な近藤が剣を忘れてバカンスを楽しめるか気になり、世話を焼きたくなったのだと話す。レースの途中、近藤は追い風のようなものを感じて勢いに乗り、旗をつかむ。
第5話
ガブリエルは疲れて負けたと言うが、近藤は自分に良い風が吹いただけではないかと感じる。町民投票の結果、近藤とガブリエルが同票で1位になる。菅原道真によれば、主人公と過ごす時間が勝者への特典のように受け止められているという。主人公は商会から、優勝者の写し絵を撮って町に残してほしいと頼まれていた。
近藤は撮影のために、ラプスの手ほどきを受けてサーフィンに挑む。波にのまれながら何度も挑み、すぐにこつをつかみ始める。波が穏やかになると、ガブリエルは何もせずに浮かんで過ごすのも贅沢だと言って、のんびりした楽しみ方を教える。ガブリエルが主人公を浮き輪に誘って近藤を慌てさせた瞬間を、主人公は写し絵に収める。近藤はこれも良い思い出になると受け止める。
登場人物
- 近藤勇:この章の語り手。土方との勝負に負けて水着を着ることになり、鉄人レースに挑んでビーチフラッグで優勝する。
- 沖田総司:療養をかねて海に誘われる。身体が治ったことを近藤に言えないまま、クイズの代表になって優勝する。
- アイズ:海行きを提案し、近藤・沖田とチームを組む。水鉄砲の競技で勝ち残る。
- ガブリエル:ビーチフラッグの決勝で近藤と競い、町民投票では近藤と同票で1位になる。
- 土方歳三:沖田の回復を知っており、水着を着るかどうかをめぐる勝負で近藤に勝つ。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ:鉄人レースの競技を説明・進行し、クイズの爆破装置などの仕掛けを動かす。
- リトリー:鉄人レースの司会役。競技の決まりの説明やクイズの出題をする。
- 主人公:海の家を手伝い、優勝者の写し絵を撮る役を引き受ける。
- ファフニール:ジークフリートと組んで水鉄砲の決勝に残り、竜の炎で水を霧に変える。
- シグルド:ネロにだまされてクイズに参加し、最後まで回答台に残る。