ガラハッドのキャラクターストーリーは全3話からなる。第1話と第2話ではガラハッドが主人公やアーサーと過ごす様子が、第3話では主人公と二人で手合わせをする様子が描かれる。どの話でも、主人公の何気ない言動を自分への好意の表れと受け取り、一人で思い悩む姿が繰り返し描かれる。
チェシャ猫のいたずら
ガラハッドはチェシャ猫の姿になったのだから、それにふさわしいことをするべきだと考える。とはいえ隊の秩序を乱したり人に迷惑をかけたりはしたくないため、軽いいたずらをしようと決める。手始めにアーサーの背後へ気配を消して近づき、両手で目を覆って自分が誰かを当てさせる。しかしアーサーには声だけですぐに見抜かれてしまう。アーサーはガラハッドに、猫らしいいたずらをしてみてはどうかと勧める。
その後、主人公が昼食に誘ったので、ガラハッドは猫が飼い主の邪魔をするという話を思い出す。そして、主人公が食事をする様子をじっと見つめるといういたずらを思いつく。主人公は、ガラハッドが空腹なのだと勘違いして自分の料理を分けようかと申し出る。ガラハッドは食べかけを分けるのは親しい相手にしかしないことだと考え、主人公が自分を好いているのではと思い込む。そして主人公に料理を食べさせてもらう。いたずらのつもりだったと聞いた主人公が可愛いいたずらだと言うと、ガラハッドはアーサーを差し置いてそんなことは言われたくないとうろたえる。
そこへアーサーが現れ、いたずらならもっと大胆にやるべきだと言ってガラハッドをくすぐり始める。ガラハッドは主人公に助けを求める。しかし主人公は見ているだけで十分だと加わらず、アーサーはその分までくすぐり続ける。
剣術指導と遊びの誤解
主人公はアーサーとの訓練を終える。審判役のリトリーがガラハッドもアーサーと同じくらい強いと言い、主人公はガラハッドとも手合わせしてみたいと話す。ガラハッドは、主人公が二人きりで指導を受けたがっていると受け取る。しかし主人公はアーサーのものだとして、自分を戒める。ガラハッドはその場をごまかすため、アーサーが子供たちに剣術を教える様子の見学に皆を誘う。
子供たちに慕われるアーサーを見ながら、主人公は、自分に子供ができたら一緒に何かをして汗を流したいと話す。ガラハッドはこれを、主人公が自分との子供を望んでいるという意味だと受け取る。さらに、遊びながら教えるのが一番いい関係だという主人公の言葉を誤解する。主人公とアーサーは遊びの関係で、自分が本命なのだと思い込む。そうして主人公の想いに応えようと言いかけたところへ、アーサーが割って入る。リトリーの説明で、遊びの話は子供たちへの指導のことだったと分かる。アーサーは、自分と主人公は騎士と騎士見習いの関係だと言い切る。
主人公は、何か思い違いがあったのだろうと言ってその場を収める。しかしガラハッドは、主人公が自分を気遣ってくれたのだと受け取る。やはり主人公は自分を愛しているのだと確信し、先に帰ってしまう。リトリーはガラハッドの様子がおかしかったが妙に嬉しそうだったと話し、主人公は女心は分からないとつぶやく。
新しい剣と鎧
ガラハッドは新しい剣の使い心地を確かめたいと主人公に頼み、手合わせをする。結果はガラハッドの圧勝で、ガラハッドは息ひとつ乱れていない。主人公の剣も鍛え直されたという。ガラハッドは、新たな力でまたアーサーのために働けると感謝する。また、今回の一件で自分の未熟さを知ったと語り、窮地で仲間を励まし自ら敵に斬り込んだ主人公の勇気を褒める。ガラハッドによれば、指輪による強化は限界を超えた力が湧き出る感覚である。今はまだその力を持て余しているが、新しい剣と鎧は体の一部のようになじんでいるという。
主人公が鎧をよく見ようと顔を近づけると、ガラハッドは自分の体を見られていると思い込み、顔を赤くする。それでも主人公のおかげで強くなれたのだからと、直立したまま気の済むまで見るよう促す。手合わせの続きを頼まれたときも「付き合う」という言葉を誤解するが、そのまま再び剣を交える。ガラハッドが動きを速めると、主人公はその身のこなしを綺麗だと褒める。ガラハッドはこれを自分の体を褒められたと受け取り、もっと見てもらおうと意気込む。
手合わせを終えた主人公は、いつでも付き合うと言い、アーサーも誘ってはどうかと提案する。ガラハッドは取り乱し、今日はここまでにしようと言って走り去る。ガラハッドは心の中で、アーサーに悪いと思いつつも、主人公と過ごす時間は胸が高鳴って楽しいと感じる。そして、これからもずっと一緒にいたいと願う。