リヤナのキャラクターストーリーは2話ある。どちらの話でも、リヤナは主人公に寄せる好意を伝えきれずに戸惑いながら、主人公と二人の時間を過ごす。第1話は酒場での食事、第2話は専用の魔導車でコースを走る話である。
酒場での初めてのデート
リヤナはやっと出会えた、自分の力が効かない男性として主人公を想っている。しかしクルセイダーズには可愛い女性が多く、恋敵が多いことに悩む。積極的に気持ちを示さなければと思いながらも恥ずかしさが勝ち、気を紛らわせるために酒を飲もうと考える。そこへ主人公が現れ、食事に誘う。主人公は、リヤナが人の多い場所を苦手にしていることを思い出して誘いを取り消そうとする。だがリヤナは行くと答え、これをデートの誘いと受け取って急いで支度をする。
町では、はぐれないよう主人公の方から手をつなごうと持ちかけ、リヤナは喜ぶ。酒場に入ると周囲の客がこちらを気にしている様子で、語り手の主人公はこれを、本人の意思にかかわらず人を魅了するリヤナの力によるものだろうと推し量る。二人きりで緊張するリヤナを主人公は気遣う。リヤナはその優しさにますます惹かれ、主人公はもてるのではないか、クルセイダーズに好みの女性はいないのかと尋ねる。さらに自分も可愛いと思うかと口にしかけて、慌てて取り消す。
主人公と一緒だと安心できると言うリヤナは、酒を飲みすぎている。店を出ようとしたところでふらつき、主人公にもたれかかってしまう。主人公は彼女の体を支えながら帰り、部屋の前で中まで付き添ってほしいと頼まれる。ベッドに運ぶとリヤナはすぐ眠り込み、主人公は布団を掛けて自分の部屋へ戻る。のちにリヤナは酔って取った振る舞いを恥じる。一方で、主人公が何もしなかったことを優しさと受け止め、何かされてもよかったのにと独り言をもらす。
二人乗りの魔導車
リヤナはレースの応援役を何度も務めているが、まだ慣れずにいる。様子を見に来た主人公に、露出の多い衣装で大勢に見られるのが緊張のもとだと打ち明ける。そこへレオナルド・ダ・ヴィンチが口を挟み、肌の出方はいつもの服とあまり変わらないこと、見られるのも仕事だということを指摘する。話すうちにリヤナは、ダ・ヴィンチが作った魔導車が目の前を高速で走り抜け、その風を受けるたびに心が高鳴っていたことに気づく。ダ・ヴィンチはリヤナが魔導車に魅せられているのだと言い、そのときめきを観客に伝えてほしいと頼む。
ダ・ヴィンチは、レース用の魔導車がひとまず完成して手が空いたからと、リヤナ専用の魔導車を作ろうと申し出る。ホーエンハイムから、リヤナが以前に試作品へ乗ったと聞いており、そのときのデータを使って共同開発するつもりである。リヤナは喜び、レースに出るわけではないので速さより安全を優先してほしいと頼む。さらに主人公に聞こえないよう、もう一つ頼みごとをする。数日後に完成した魔導車は、見た目は丸みのある試作品と同じだが、最高速度が抑えられている。ダ・ヴィンチは、ホーエンハイムのデータを見て注文の理由に納得したと言う。リヤナは前回乗ったとき、本人はよく覚えていないものの、周りが驚くほどの速さで走り回っていたらしい。
この車には屋根がなく、速度は出なくても風を十分に感じられる。また、リヤナの内緒の頼みどおり、広めの二人乗りになっている。リヤナは、自分の気持ちが分かると言ってくれた主人公と一緒に乗りたいと誘い、主人公は承諾する。二人はレースのない時間にコースを走り、リヤナは乗っている間ずっと気分が高揚している。降りてからも胸の高鳴りが続くのは主人公がそばにいるからかもしれない、とリヤナは口にする。すぐに冗談だと打ち消すが、また一緒に乗ってほしいと頼む。
登場人物
- 主人公:リヤナを食事に誘い、酔った彼女を部屋まで送り届ける。第2話では魔導車に一緒に乗る。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ:リヤナの胸の高鳴りの理由を見抜き、彼女専用の魔導車を作る。
- ホーエンハイム:試作品のデータを提供し、リヤナ専用の魔導車をダ・ヴィンチと共同で開発する。