白河ななかのキャラクターストーリーは全1話である。この世界での暮らしに慣れてきたころ、ななかが桜内義之とともに学園の中を巡り、互いへの想いを言葉で伝え合うまでを描く。
学園でのデート
二人がこの世界に来てしばらく経ったある日、ななかは義之をデートに誘う。義之は行ける場所が限られていると言うが、ななかは学園の中を見るだけでも楽しいと答える。義之が差し出された手を取り、二人は学園のあちこちを見て回る。前に一通り案内を受けていたものの、改めて歩くと知らない場所も多かった。
歩き疲れた二人は空き教室で休憩する。ななかは学食で買っておいた焼き菓子を義之に渡し、続けて水も差し出す。お菓子は義之がちょうど食べてみたいと思っていたもので、水もちょうど欲しかったところだった。義之は話したこともないのになぜ分かったのかと尋ねる。ななかは、好きな人を自然と目で追ううちに考えていることが何となく分かるようになったと語る。日常のささいなことが分かるのが嬉しく、それは義之を好きになったから気付けたことだという。
ななかは校舎を出て、満開の桜の木へ向かって歩き、義之と出会えて好きになれてよかったと礼を言う。義之は彼女を抱きしめ、自分もななかを好きになれてよかったと伝える。急にどうしたのかと聞かれた義之は、「言わなくても分かるのと、何も言わなくていいのは違うだろ」と答える。安堵したななかは、この世界に来て周りに綺麗な女性が一気に増えたため、少しだけ不安になっていたと打ち明ける。義之は気付くのが遅れたことを謝り、二人は互いに大好きだと伝え合って口づけを交わす。
登場人物
- 桜内義之:ななかとともに学園を巡り、彼女の想いに言葉で応える恋人である。