アナスタシアのキャラクターストーリーは全4話である。アナスタシアは主人公に想いを寄せており、ラスプーチンやアーシャの後押しや早とちりに振り回されながら、主人公との距離を少しずつ縮めていく。
早とちりの結婚式
国内の安定に向けた書類仕事が一段落したアナスタシアに、ラスプーチンが紅茶を出し、世継ぎのことも考えておくべきだと話す。その最中にアナスタシアは吐き気を訴えるが、実はお菓子を食べ過ぎただけだった。
それ以来、ラスプーチンは馬車を手配したり、料理を酸っぱい味付けにさせたり、重い物を持たせなかったりと、度を越えた気遣いを見せる。アナスタシアが理由を尋ねようとすると、ラスプーチンはアナスタシアと主人公の結婚式の日取りを決めたいと言い出す。
使いで城へ呼ばれた主人公とリトリーが着くと、アナスタシアは自分のお腹に主人公の子がいるのは本当かと問いかけ、主人公はひどく驚く。話をすり合わせると、すべてラスプーチンの早とちりだったとわかり、ラスプーチンは謝る。迷惑をかけたと詫びるアナスタシアに、主人公は驚いただけで迷惑ではないと答える。アナスタシアは主人公となら自分も、と言いかけて慌てる。ラスプーチンは、出産や育児の道具を早めにそろえる必要がありそうだと口にする。
奉仕活動と惚れ薬
アナスタシアが教会の奉仕活動に加わりたいと望み、アーシャ、ラスプーチン、主人公も一緒に参加する。教会の中で街の女性の愚痴を聞くアナスタシアを、アーシャは呼び寄せる。そして、きわどい服を着て主人公のそばにいるのに何もしないのは宝の持ち腐れだと言い、もっと積極的に迫るよう焚きつける。手伝うふりをして抱きつく作戦は、主人公に動きにくいと言われて失敗する。
次にアーシャは、怪しげな露天商から買ったという「惚れ薬」の小瓶をアナスタシアに渡す。毒ではないことはアスクレピオスに確かめてもらったという。アナスタシアは奉仕活動の後に主人公を部屋へ招き、紅茶に薬を入れる。しかし、どちらのカップに入れたのかわからなくなる。やがてアナスタシア自身が酔ったようになり、主人公を褒めちぎりながら想いを口にしかけたところで記憶が途切れる。
ベッドで目を覚ましたアナスタシアは、本当はすべて覚えているが、お菓子にお酒が入っていたのかもしれないとごまかす。薬を盛ろうとした天罰だと反省しつつも、せっかく二人きりになれたのだからと、紅茶を淹れ直してもう少し一緒にいたいと主人公に頼む。
二人きりの食事
アナスタシアは、主人公から食事に誘われたお礼にチョコレートを作る。ラスプーチンは惚れ薬を入れたかと尋ね、将来の結婚のために協力したいと申し出る。アナスタシアはそれを断り、以前のように見張らないよう頼んで、自分なりに積極的にアピールすると告げる。待ち合わせ場所では、手をつなぎたいと言い出せずにいるアナスタシアの様子を主人公が察し、寒いからと手をつないで店へ向かう。
店ではハンバーグとクリームシチューを注文するが、アナスタシアは緊張してほとんど話せない。主人公がクローデットとのデートで「あーん」をしたとラスプーチンから聞いていたアナスタシアは、自分も同じことをしたいと申し出る。しかし間接キスを意識して手が震え、代わりに主人公に食べさせてもらう。
帰り道、黙り込むアナスタシアを見て、主人公は自分が何か怒らせたのかと気にする。アナスタシアはドキドキして話せなかっただけだと打ち明け、チョコを渡す。主人公は、この食事と紅茶は前にもらったチョコのお返しだと言って紅茶を贈る。アナスタシアは、優しくされるほど想いが募ってしまうと、主人公の背中に向かって呟く。
クリスマスの街案内
主人公が合同訓練でシシキアを訪れている間に、アーシャがアナスタシアに無断で二人で出かける約束を取りつける。ラスプーチンに冷やかされたアナスタシアは、以前の結婚式の早とちりを引き合いに出して抗議する。それでも、主人公とそういう関係になれたらと思わないこともないと漏らす。待ち合わせ場所に来た主人公は、アナスタシアに呼ばれたと聞かされていた。アーシャに丸投げされたと気づいたアナスタシアは、復興が進む街の案内を申し出る。
革命の騒ぎで壊され、元の姿を取り戻しつつある広場で、主人公は出会った頃より明るく表情豊かになったとアナスタシアに伝える。アナスタシアは、楽しいと思えることが増えたのは国が落ち着き、アーシャとラスプーチンがそばにいてくれるおかげだと語る。さらに、シシキアの復興は主人公が力を貸してくれたからだと感謝し、謙遜する主人公をたしなめる。
アナスタシアはクリスマスプレゼントを渡し、サンタだから用意したわけではないと念を押す。そのうえで、自分の気持ちをわかっておいてくれるだけでいいと伝え、主人公に「メリークリスマス」と告げる。