目次
  1. 二人で作る思い出の魔導具
  2. 登場人物

アニエス・ブーランジュのキャラクターストーリーは全1話である。アニエスがアイテム技師のレスターとともに、この世界に残せる魔導具を考え、仲間の役に立つ発明品を作り上げるまでを描く。

二人で作る思い出の魔導具

アニエスとレスターは、暇があれば町の魔導具店を二人で見て回っている。レスターの語りによれば、二人が一緒にいるのは関心が同じだからというだけでなく、軽口を交わし合える間柄で、一緒にいるのが自然だからである。買い物の後の休憩で、アニエスは自分でも魔導具を作りたいと思っていることを打ち明け、レスターも同じ考えだったと分かる。この世界で贈り物をし合ってもエルタリアへ持ち帰れるとは限らないので、二人はこの世界に残せるものを一緒に作ろうと決める。作るのはクルセイダーズの仲間の役に立つ品にすると決め、宿へ戻る。

翌日、二人はレオナルド・ダ・ヴィンチたちに相談しながら設計図をいくつも書く。しかし、どれもどこかで見たような気がして納得できない。ソロモンからこだわりすぎを指摘されるが、レスターはまだ誰も作ったことのないものを作りたいと話す。気分転換に町へ出たアニエスは、ダ・ヴィンチの発明品「思い出写し取るくん」を持ち出す。これはボタンを押すとその場の風景を紙に写す道具で、アニエスはそれで真剣な顔のレスターを撮る。互いの姿を撮り合おうと話すうちに、写し絵が増えるとなくしやすく、持ち運びにも場所を取るという話になる。そこで二人は同時に同じ着想を得て、工房へ駆け戻り新しい設計図を書き始める。

数日後、二人はクルセイダーズの仲間を集め、新しい魔導具「思い出映し出すくん」を発表する。写し取るくんと細い線でつながった板状の道具で、写し絵を紙ではなく内部に保存し、ボタンひとつで表面に映し出せる。写し絵を持ち歩く手間やなくす心配がなくなる道具であり、ジャンヌ・ダルクが二人に礼を述べる。続いてカリーナ・ベルリッティの提案で記念撮影が行われ、ダ・ヴィンチが写し取るくんを時限式にセットする。シャッターが切れる瞬間、アニエスは、この世界でもエルタリアに戻ってからも思い出を作り続けようと言い、レスターに好意を告げる。

登場人物