カシオペアのキャラクターストーリーは全3話である。どの話でも、カシオペアは娘のアンドロメダをかわいがりすぎて何かと世話を焼く。神社での相談やカジノでのポーカーを通して、子離れできない自分に気づく。
町での買い物と男たちとの一件
リトリーと主人公は、仕事の合間に散歩へ出る。そこで買い物に行くところだったカシオペアに会い、一緒に町へ行くことになる。カシオペアは主人公がいることを理由にアンドロメダも誘い、アンドロメダは新しい服を見たいと言って加わる。道中、カシオペアは主人公に好きな女の子のタイプを尋ねるが、アンドロメダに口をふさがれて止められる。
アクセサリーの店で、店主はカシオペアを母親ではなくアンドロメダの姉だと思い込む。カシオペアは宝石のついたネックレスを見て、娘は誰よりも美しいので何でも似合うとほめる。主人公も同じ意見を言うと、アンドロメダは先に行ってしまう。カシオペアは怒らせてしまったかと心配するが、リトリーは照れているだけだろうと言い、カシオペアを優しくて子煩悩な母親だと評する。
一人になったアンドロメダは、男たちに囲まれて声をかけられる。カシオペアが叫ぶと、アンドロメダは男たちに、すぐ離れなければ後悔すると真剣な声で警告し、男たちは去る。アンドロメダによれば、男たちに声をかけられるのは慣れていて気にしていない。危なかったのは母のほうで、カシオペアは怒るとひどく怖いのだという。カシオペアはその後、何事もなかったように買い物の続きを始める。
着付けと「新しい恋」
新春のある日、カシオペアはアンドロメダの着付けを手伝う。アンドロメダは、友人たちと新春のセールを見に町へ出かける予定である。カシオペアはハンカチや財布を持ったか確かめ、小遣いを渡そうとし、心配だから一緒に行こうかとまで言い出す。アンドロメダに過保護だとあきれられて、カシオペアは謝る。アンドロメダは、大事にされていることは分かっていると伝える。そして、母が今日は神社の手伝いをすると言っていたことを指摘し、もっと自分のことを考えるよう促して出かけていく。
神社ではイザナミが、落ち込んだ様子のカシオペアに声をかける。カシオペアは、自慢の娘のことがどうしても心配で、つい何かしてあげたくなり、そのたびに怒られてしまうと打ち明ける。イザナミに寂しいのではないかと言われ、カシオペアは、親離れしていく娘を見て寂しさを感じ、子離れできていなかったのかもしれないと認める。イザナミは自分も母親だからその気持ちは分かると言い、時には見守るだけのほうがよいと助言する。さらに、アンドロメダは母自身の幸せを望んでいるのではないかと言い、例として新しい恋を挙げて去っていく。
「新しい恋」という言葉が頭から離れないところへ、参拝に来た結城が声をかけ、カシオペアはひどく驚く。結城は休憩がてら、カシオペアがどんな仕事をしているのか知りたいと言う。カシオペアは平静を装い、掃除が終わったらいつものように境内を案内すると約束する。
カジノでのポーカー
カシオペアがカジノを手伝っている日に、アンドロメダが休憩中に主人公を連れて遊びに来る。カシオペアはディーラーとしてポーカーのカードを配り、前よりも手際がよくなったと自分では感じている。勝負は引き分けばかりが続く。そこでアンドロメダは、負けた方が勝った方のお願いを一つ聞くという罰ゲームを提案する。自分のお願いが何かは秘密にしたままである。
アンドロメダが連勝して差が開いていくと、カシオペアは主人公がかわいそうになり、悪いと分かっていながら主人公に強い手札を配る。すると今度は主人公が勝ち続けたので、おあいこだと考えてアンドロメダにも有利なカードを配る。カシオペアがその後も細工を続けたため、勝ち負けが交互に入れ替わる。二人が同じ役を交互にそろえる展開になり、アンドロメダは母が何かしていると見抜く。
カシオペアは最初はごまかすが、すぐに謝り、二人とも大好きだからどちらも勝たせたかったと理由を話す。アンドロメダはため息をつき、母だから仕方ないと笑って許す。カシオペアはもう手を出さないと約束し、二人の勝負を見守る。そして、自分もそろそろ娘離れしなければならないこと、そっと見守ることも必要であることを心の中で振り返る。勝ち負けに関係なく、このひとときが宝物だと感じる。