マンサ・ムーサのキャラクターストーリーは全3話である。マンサは才能ある者への資金援助、ハロウィンの菓子パーティー、正月のお年玉配りに惜しみなく金を使い、その裏にある考え方を主人公に語る。話が進むにつれ、主人公個人への好意も見せるようになる。
金で救える世の中という理想
リトリーと主人公は、マンサがアスクレピオスと話しているところに出くわす。マンサは、不治の病を治せるのではないかと期待して、アスクレピオスの研究の機材や環境の費用を出していた。しかしアスクレピオスは、研究に乗り気になるかどうかは病が自分の好みに合うかで決まると言う。マンサは、成果は気長に待つしかないと受け止める。
続いてレオナルド・ダ・ヴィンチが来て、開発を見送っていた電撃の出る棒「ビリビリくん」を新しい方法で作り上げたと報告する。ダ・ヴィンチはマンサを自分のパトロンの一人と呼ぶ。マンサは、彼女が才能を存分に発揮するなら出資は惜しくないと言う。ところが、マンサが前に提案した掃除用の自律人形の話を持ち出すと、ダ・ヴィンチは注文を付けられるのは嫌だと言って立ち去る。
援助を受けた者たちが好き勝手をしていてもよいのかとリトリーが尋ねると、マンサは自分の目標を明かす。あらゆる問題が金で解決できる世の中になれば、自分の金で困っている人を救える。彼女たちへの投資はその足がかりだという。マンサは、金だけではどうにもならないことが多いのも知っていると認め、笑ってもいいと言う。主人公は、本気で頑張る人を笑えないと答える。マンサは主人公に興味が湧いたと言い、クルセイダーズの隊長としてではなく、主人公自身に対しての興味だと付け加える。
ハロウィンの菓子パーティー
マンサはハロウィンに合わせて各地の菓子と美酒を集め、盛大なパーティーを開く。一番来てほしかった主人公がまだ来ないまま、先に乾杯をする。やがて主人公が仕事を終えて遅れて着く。マンサはワインを振る舞い、さらに「グラス1杯で家が1軒建つ」と言われる酒を開ける。
身構える主人公に、マンサは自分の考えを話す。酒を美味しくするのは値段ではなく人の笑顔である。値段を先に知ると正当に味わえなくなる。自分が金を使うのは高い物を自慢するためではなく、皆で楽しむためだという。主人公はそれをマンサらしい考え方だと受け止める。
酔いが回ったマンサは、主人公と二人で外に出て夜風に当たる。水を取りに行こうとする主人公の手を握って離さず、言葉と態度が違うときは態度のほうが本心を表すと言う。そして、まだここにいてほしいと伝え、もっと近づいてもいいかと尋ねる。
正月のお年玉配り
正月、マンサは鞄に大金を詰め込む。リトリーは闇取引かと疑うが、マンサはお年玉だと答え、多いほど皆が喜ぶと言う。マンサはマスター・サフィーをはじめ、マスター・メルやマスター・リアにもお年玉を渡し、そのたびに抱擁して頬に口づけをする。この振る舞いはすぐに噂になる。主人公に理由を問われたマンサは、正月に家長が家族へ抱擁と口づけで挨拶しながら金を配るという話を聞いたのだと説明し、信頼の証だと言う。
クルセイダーズの全員に配り終えて自室に戻ると、用意した金が余っている。マンサは、誰かに渡し忘れたのではないかと悩む。部屋に来た主人公が、自分の分を数え忘れたのではないかと指摘し、マンサはそれに気づく。主人公は、余った金を自分のために使ってはどうかと勧める。マンサは主人公を飲みに誘い、主人公と一緒に過ごすことが自分にとって一番の労りだと語る。