孔明のキャラクターストーリーは全1話である。孔明は酒場で集めた噂を手がかりに、主人公と二人でアビスの討伐に出る。そこへ予想していなかった天使兵が現れて追い詰められるが、主人公が前もって頼んでいた応援に救われる。
酒場の噂と二人だけの討伐
ある昼下がり、主人公は酒場の隅で一人で飲んでいる孔明を見つけ、同じ席に着く。孔明によれば、酒を飲むために来たのではなく、玄徳の手がかりを探して周りの客の話を聞いていたという。町の外れの店を選んだ理由について孔明は、中心部の店は地元の客が多く町の中の話ばかりになるが、外から来た客の多いこの店なら町の外の話が集まるからだと説明する。玄徳につながる話は無かったものの、橋が大雨で壊れたこと、貴族の宝が盗まれたこと、隣町で珍しい一団を見かけたこと、そしてアビスの目撃談が聞けた。孔明は目撃談からアビスの居場所に見当をつけ、主人公の戦い方を近くで見たいと言って、二人での討伐を持ちかける。
昼食の後、孔明は視界の悪い森の中を迷わずに進み、アビスの群れを見つける。敵は十体を超えていたため主人公は仲間を呼びに戻ることを提案するが、孔明はこの数なら想定の範囲内だとして、用意していた策を話す。まず孔明が木の陰から離れて攻撃し、居場所を気づかれたところで姿を見せて敵を自分に引きつける。そのすきに主人公が背後から音を立てずに攻撃し、敵が主人公に向いたら孔明は隠れて別の場所から攻撃する。この繰り返しを三回ほど続けたところで、二人は怪我をせずにアビスを倒し終える。
天使兵の襲撃と主人公の備え
孔明が勝ったのは主人公の戦いぶりのおかげだと言いかけたところに、天使兵が現れる。アビスの増援は予想していても天使兵は想定外だった孔明は、酒場で聞いた珍しい一団は大道芸人ではなく天使兵だったのではないかと気づき、自分の見落としを悔やむ。どの策を考えても「一手足りない」と判断した孔明は、自分が時間を稼ぐから逃げるよう主人公に言う。そこへ甘寧、バッカス、石川五右衛門が駆けつけ、天使兵を追い払う。
三人が都合よく来たことを孔明は不思議に思う。主人公は、酒場で会計をするときに、仲間が来たらアビス討伐の応援に来てほしいと伝えるよう店員に頼んでいたと明かす。甘寧たちはその酒場の常連だった。主人公は、自分は仲間に比べて弱く足を引っ張るかもしれないので、孔明を一人で戦わせることだけは避けたかったと語る。孔明は、思わぬ事態に備えて最悪を避けることは将として優れた資質だと評し、主人公への興味が強まったと言って、これからも近くで観察させてほしいと伝える。