韋駄天のキャラクターストーリーは全1話である。町を毎日走り回って苦情を集める韋駄天を止めようと、ミカエルと主人公が速さ比べを挑む。この勝負をきっかけに、韋駄天は主人公を鍛えると申し出る。
苦情と駆けっこ勝負
韋駄天は町の駆けっこに割り込んで一番を取り、店の前を走り抜けて商品を散らす。そして今日もクマラ号で突っ走ると意気込む。そこへミカエルが主人公を連れて現れる。韋駄天が毎日走り回るせいで苦情がひどいため、止めに来たのだという。韋駄天は迷惑をかけたことは謝るが、「あたしは疾風なんだぜ」と言い、走るのをやめようとしない。
ミカエルは、速さを競って負けたほうが相手の言うことを聞くという勝負を持ちかけ、韋駄天は受ける。韋駄天がクマラ号に乗ると言うと、ミカエルは、自分は人間である主人公に乗るしかないと返す。主人公をかわいそうに思った韋駄天は乗り物を使わず、足だけで勝負しようと言い出す。ミカエルと主人公はこっそり、思いどおりに運んだと話し合う。勝負は主人公と韋駄天の競走になり、ゴールはジャンヌ・ダルクが待つ場所に決まる。
走り出すと、韋駄天はすぐに主人公を大きく引き離す。真の英雄と呼ばれる主人公なら張り合えると思っていたのにと、がっかりする。ところがミカエルが主人公を空から運んできて、ゴール近くで韋駄天を追い越させる。韋駄天は卑怯だと抗議するが、最後の直線を全力で走る。勝負はミカエルの側の勝ちに終わる。
ジャンヌは、このやり方では韋駄天が納得しないのではないかと心配する。しかし韋駄天は、最後の直線は互いに本気で走り、わずかの差で自分が負けたと言って負けを認める。ジャンヌによれば、その直線は5メートルほどだった。主人公は、ミカエルに運んでもらわなければ相手にならなかったと打ち明ける。それでも韋駄天は最後の追い込みでの粘りをほめ、主人公なら自分と競り合えるライバルになれるかもしれないと言う。そして、その気があるなら鍛えてやると申し出る。主人公はこれに応え、自分も疾風になると宣言する。