あらすじ
月で手に入れた特殊な指輪には強大な力が眠っているが、その全貌はわかっていない。シルドラから、不思議な指輪が眠る遺跡の噂がいくつもの町にあると聞いた主人公たちは、二手に分かれて調べることにする 。主人公、ジャンヌ・ダルク、ミカエル、リトリーの四人は、久しぶりにこの顔ぶれで旅をして、ある町にたどり着く 。しかし、町の人に聞いて回っても、遺跡のことを知る者は見つからない 。
ストーリー
第1話
主人公、ジャンヌ・ダルク、ミカエル、リトリーの四人は、ずれた案内板のせいで遠回りをしながら目的の町へ向かう。久しぶりに四人で歩く道のりに、ジャンヌとミカエルは地上にいた頃を懐かしむ 。旅のきっかけはシルドラの情報である。不思議な指輪が眠る遺跡があるという噂がいくつかの町に広まっていた。月で手に入れた特殊な指輪は、レジェンドの新しい力を解放できるが、全貌はわかっておらず、悪用されるおそれもある。そこで一行は二手に分かれた。シルドラ、ユノ、ヘルミィが半分の町を受け持ち、約一週間後に合流する約束をする 。
道中、リトリーは、ジャンヌとミカエルが先に月で目覚めた頃の話をほとんど聞いていないと言い出す。二人は互いの恥ずかしい出来事を暴露し合って言い争いになる。主人公は、以前のジャンヌにはあまり見られなかった姿だと感じる 。町に着いて聞き込みを始めるが、遺跡そのものを知る住民すらいない。リトリーは、まだ声をかけていなかった黒髪で黒い服の人物を呼び止め、驚く 。
第2話
呼び止めた相手はジル・ド・レだった。主人公たちとの再会に、ジルは涙を流して喜ぶ。ジャンヌたちから指輪を探しているという知らせを受け、自分でも調べてこの町に来ていたのである 。ジルは、月で目覚めてから築いた人脈の一つである情報屋からこの噂を聞いたと話す。ジルは一人きりで目覚め、すぐに天使兵が現れたと語り、ミカエルによれば、そこから逃げてのちにジャンヌたちと合流したという。ミカエルは、天使はふつう何かの使命を負って目覚めるのに、今回はそれがないうえに天使兵に追われていると語る 。一行は翌日、情報屋のもとへ向かうことにする 。
宿には二人部屋が二つしか空いておらず、部屋割りをじゃんけんで決める。主人公とジルが先に勝ち、ジャンヌとミカエルの勝負ではジャンヌが勝つ。ところが勝負の間に部屋が埋まってしまい、全員で野営することになる 。翌朝、ジャンヌたちは主人公のテントで遅くまで話し込んでいたとわかるが、その中身はジャンヌたちとの約束だとして明かさない。そのとき、遠くから複数の影が近づいてくる 。
第3話
迫ってきたのは天使兵の一団だった。一団は部隊長の指示で撤退して転移する。ジャンヌは、天使兵も指輪を探しているのではないかと考える 。そこへ前日に話を聞いた女性が駆けつけ、町に伝わる言い伝えを教える。かつて町外れの小さな教会で、人に姿を変えた天使が恋人にプロポーズされた。天使は正体を明かしたうえで受け入れられ、伴侶が先に亡くなったあとも教会の近くで暮らし続けた。天使が亡くなると、あたり一帯が森になったという。言い伝えでは、その教会にプロポーズの指輪が眠っており、指輪の前で愛を誓えばその愛は生涯失われないとされる 。ジャンヌは探している指輪ではないだろうと考えつつも、気にかける。一行は二手に分かれて森を探すことにする 。
探索のさなか、ミカエルはジャンヌに、教会が見つかったら主人公に気持ちを伝えてみてはどうかと勧める。ジャンヌは、まずは教会を探そうと答える 。やがて二組は互いの声が聞こえる距離まで近づくが、近づこうとするたびに遠ざかってしまう。ミカエルはこれが天使の結界だと見抜き、大天使の力で破る。すると両組は合流し、目の前に教会が現れる 。
第4話
結界に守られていた教会の中はきれいなまま残っており、奥には指輪が置かれていた。しかし特別な力は感じられず、ふつうの指輪だとわかる 。ジャンヌは何かに気づいたような様子を見せる。一行は教会のことを町の人に任せて引き上げ、女性に教会の発見を伝える。ジルは、残りの調査にも同行すると申し出る 。
その夜、見張りを務めるジャンヌとミカエルは二人きりで話す。ミカエルは改めて、教会で気持ちを伝えるようジャンヌに促す。ジャンヌは、ミカエルを差し置いて先に伝えるのは嫌だと答え、ミカエルも主人公が好きなのだろうと指摘する 。ジャンヌの推理はこうである。天使にしか見つけられず、天使にしか破れない結界をあえて張ったのは、人間を愛する天使に指輪を見つけてもらい、祝福したかったからではないか。だから教会で想いを伝えるのにふさわしいのはミカエルのほうだ、とジャンヌは言う 。ミカエルはついに主人公への想いを認める。ジャンヌは、月に来てからミカエルが自分を守る側ではなく隣に立つ存在になったからこそ本心を聞きたかったのだと語り、競い合う覚悟を示す 。二人はそれぞれの時機に気持ちを伝えると確かめ合う。そこへ交代を告げに来た主人公を前に、ミカエルは苛立ち、模擬戦を挑む 。
第5話
翌朝の食堂で、ジャンヌとミカエルは主人公の両側に座り、競うように料理を食べさせようとする。リトリーとジルは二人の様子をいぶかしむ 。そのあと二人だけになると、ミカエルは主人公を好きな気持ちと同じくらい、ジャンヌを応援したい気持ちもあると打ち明ける。二人は互いを応援しながらも遠慮はせず、仲が悪くなることもない形で競い合うと約束する 。
ジャンヌが教会のことを尋ねると、ミカエルは、名も知らない天使の祝福は受けず、自分の言いたいときに言うと答える。ジャンヌもそれにならい、言い伝えの天使には町の人々を祝福してもらおうと話す 。いつか指輪を受け取れるよう努力したいと語るジャンヌに、ミカエルは、その前にやるべきことが多いと応じる。リトリーに呼ばれ、二人は互いにこれからもよろしくと言葉を交わして出発する 。