アポロンのキャラクターストーリーは全5話である。何事も「青春」として楽しむアポロンが、主人公を「青春のパートナー」と呼んで連れ回し、妹のアルテミスや周りの人々を巻き込んでいく。
必殺技の名前
アポロンの様子がおかしいと心配したアルテミスが、主人公に相談する。主人公が会いに行くと、アポロンは元気がなく、何を聞いても「別に何も」としか答えない。アルテミスは、青春といえば運動だと考えて三人でジョギングに出るが、アポロンは黙って後ろをついて走るだけで、やがてぼんやりしたまま転んでしまう。起き上がったアポロンは、必殺技の名前を「シャイニングブレイカー」に決めたと宣言する。
その後の祝杯の席で、アルテミスは帰ってしまう。主人公によれば、アポロンが自分を心配してくれたのかとしつこく問い詰めたのが原因である。アポロンは、新たなスタートを切る機会なので気合の入った技名を考えていたのだと明かす。主人公も自分を心配していたと知ると、アポロンは主人公に飛びつく。主人公が受け止めると、初めて出会ったときもこうだったと振り返り、主人公をこれからも青春のパートナーだと言う。
海に向かって叫ぶ日
ジル・ド・レに、なぜ自分はここに連れて来られたのかと聞かれ、アポロンは主人公との出会いから語り出す。召喚されたアポロンは空から落ち、それを主人公が抱きとめた。アポロンはこれを青春だと喜び、その場で主人公を青春のパートナーに決めたのだった。ジル・ド・レはこの話をもう何百回も聞かされていると返す。
アポロンの目的は、荒れた天気の日に海へ向かって思いを叫ぶことだった。アポロンを慕う「青春の虜たち」も一緒に来ている。アポロンによれば、アビスの襲撃や国同士の争いが続いて沈んでいた人々に、青春の楽しさを教えたのだという。
そこへ、グループの中に好きな人がいるのに、怖くて告白できずにいる若者が現れる。ジル・ド・レは、予言の神でもあるアポロンに結果を見てもらえばよいと言う。しかしアポロンは、自分に予言の力は無いうえ、結果が分かっていて飛び込むのは青春ではないと答える。アポロンは先に手本として主人公に感謝を叫び、続いて若者が告白するが、断られてしまう。アポロンは、失敗を重ねた先に青春があり、何度でも立ち上がることが大事だと励ます。若者は笑顔を取り戻し、空も晴れる。ジル・ド・レに何かしたのかと聞かれ、アポロンは青春をしただけだと答える。
夜更かしへの挑戦
朝、アポロンが目を覚ますと、アルテミスが主人公を問い詰めている。主人公がアポロンのベッドのそばにいたからである。アポロンは、前の晩に主人公を誘って一緒に夜更かしをしようとしたが、自分だけ先に寝てしまい、主人公の手を掴んだままだったと説明する。せっかく可愛いパジャマを着ているので夜を長く楽しみたかったのだという。アポロンはアルテミスも誘うが、アルテミスは断る。
今夜こそ成功させようと、アポロンは昼寝をし、眠気覚ましのコーヒーを用意し、遊び道具も揃える。そこへアルテミスが、アポロンの好みに合うハーブティーと、眠気を払う香りのロウソクを差し入れに来る。苦いコーヒーは主人公が引き取り、アポロンはハーブティーを飲む。ゲームをして途中までは起きていたが、アポロンは日付が変わる前にまた眠ってしまい、朝を迎える。隣で眠る主人公の無防備な顔を見て、アポロンは夜更かしはできなかったが、これも青春らしいと思う。
ハロウィンの勇気
ハロウィンの日、アポロンは、人に声をかけられず参加できずにいた気弱な女の子と一緒にお菓子をもらって回り、「勇気のおすそ分け」をしている。通りかかった主人公にもトリック・オア・トリートを言うと、主人公はすぐにキャンディーを渡す。スパルタクスや弁慶のようにお菓子を欲しがる仲間がいるので、いつも持ち歩いているのだという。
主人公も加わって回るうちに、女の子は声を出せるようになる。元気な男の子やほかの子どもたちも加わり、一行は大人数になる。子どもたちと別れると、アポロンは主人公をデートに誘う。二人はベンチに座り、もらったお菓子を食べさせ合う。アポロンは主人公を永遠のパートナーと呼び、これからも一緒に青春しようと言う。
雪の日の雪合戦
クリスマスが終わっても、アポロンはクリスマスの服を着続けている。アルテミスはそれを見て、浮かれた人間の姿を思い出すと嫌がる。アポロンが一緒に青春しようと誘うと、アルテミスは断る。そこへ声を聞きつけた主人公が来て、二人とも雪の積もった場所へ連れ出される。
アポロンはいきなりアルテミスに雪玉をぶつけ、雪合戦が始まる。通りかかった男の子と女の子も加わる。アルテミスは楽しんでいなかったと言い張るが、アポロンに乗せられて最後まで付き合い、当たってばかりだった。かじかんだ手を女の子が温める様子を見て、アポロンは自分たちも温め合おうと言う。そして主人公に抱きつき、アルテミスも引き寄せて三人でくっつく。