シグルドのキャラクターストーリーは2話からなる。1話目の中心は、結婚式の後にウェディングドレスから鎧の姿に戻れなくなったシグルドが、ニャルラトフィスやファム・ファタルと原因を探る場面で、後半では主人公と夜通し鍛錬をする。2話目では、アビス退治の最中の主人公と出会ったシグルドが手合わせをする。
鎧に戻れない花嫁衣装
結婚式を終えたシグルドは、自分の身体を変化させて作ったウェディングドレスを鎧の姿に戻そうとするが、戻すことができない。身体に異常は感じられないため、妨害を疑い、結婚式を行ったときのように興味や混沌を求めて動きかねないニャルラトフィスを訪ねる。ニャルラトフィスは関与を否定し、自分でもシグルドの力に干渉するのは難しいと語る。そのうえで、外部からの介入は考えにくく、シグルド自身の問題である可能性が高いと推測する。
話を聞いていたファム・ファタルは、シグルドには心残りがあり、本心ではドレスを脱ぎたくないから戻れないのだと言う。さらに、結婚式は周りに見せるための儀式で、二人きりで過ごす初夜を経て初めて本当の夫婦になると説き、初夜をまだ済ませていないことが原因ではないかと持ちかける。シグルドは初めこそ否定するが、主人公と一夜を過ごすのが怖いのかと挑発されて引き受ける。結婚式の後に何か物足りなさを感じていたこともあり、その夜、主人公のもとへ向かう。
シグルドは戸惑う主人公を強引に外へ連れ出す。共に夜を過ごすのなら時間は有意義に使うべきだと考えており、仮の伴侶役を引き受けてくれた礼として主人公を鍛えると告げる。主人公は安堵した様子で受け入れ、二人は剣術、体術、魔術、持久走と夜通し鍛錬を続ける。戻ってきたシグルドの話を聞いたファム・ファタルは、シグルドが初夜の意味を理解していなかったと知って落胆する。結局鎧には戻れなかったため、シグルドは提案者のファム・ファタルに、元に戻るまで最後まで付き合うよう求める。
偶然の手合わせ
町の近くに現れたアビスを退治していた主人公は、一匹を取り逃がす。そのアビスを倒したのは、近くで剣を振っていたシグルドだった。シグルドによれば、剣を振るのは鍛錬のためでもあり、心を静めるのにもちょうどよいのだという。シグルドがアビスを逃がした不手際を指摘すると、主人公は自分の油断を素直に認め、指摘してくれたことに礼を言う。シグルドは本当に反省するとは思っていなかったと驚き、主人公を「おかしなやつ」と評する。
シグルドは、クルセイダーズの隊長の腕前を見てやると言って手合わせを持ちかけ、主人公は手加減なしで応じる。シグルドは踏み込みの甘さを指摘しながら主人公を圧倒する。主人公の身体に痕が残るような怪我をさせれば仲間から恨まれて面倒だと言って、途中で手合わせを切り上げる。主人公がみんなの力になるためにもっと鍛えると言うと、シグルドはその言葉を繰り返す。ニコラやジャネットの行方を問われると、共に行動しているだけで主人公たちのような関係ではないと答える。最後に、また偶然出会ったら手合わせをしてやらないこともないと言い残して去る。