目次
  1. 堕天の宣告と天使の誇り
  2. アイドルへの誘い
  3. 海での秘密の特訓
  4. 登場人物

サリエルのキャラクターストーリーは3話ある。1話目は天使長ミカエルとの対立を通して「天使とは何か」を問う話で、2話目はヤマトタケルに誘われてアイドルになる話、3話目は海で泳げないことを打ち明けて秘密の練習を始める話である。

堕天の宣告と天使の誇り

ミカエルと主人公が宮廷から戻る途中、一人の女性が急に倒れる。ミカエルが介抱しているとサリエルが現れ、この女性は恨みから知人を殺そうと考えている悪しき魂の持ち主だと告げる。サリエルは、助けずに死を待ち、魂を月へ運ぶべきだと主張する。ミカエルは、可能性だけで人を見捨てることはできないとして主人公と一緒に女性を支える。サリエルが主の意思に背くのかと問うと、ミカエルは、サリエルが従っているのは月という体制の意思にすぎないと言い返す。

これを受けてサリエルはミカエルを堕天させると宣言し、鎌を振るう。サリエルの本当の使命は天使の監視であり、主に背く天使は堕天させなければならないという。サリエルによれば、ミカエルはもともと堕天の最有力候補だった。続いて回想が挟まる。大天使候補生だったサリエルは監督役のミカエルのもとに置かれていた。ミカエルはその頃サリエルに、善し悪しは自分で決めるものだと説き、天使とは人間を見捨てずに見守り続ける「最後のやさしさ」であるべきだと語っていた。ミカエルは、サリエルを自分のもとへ寄越したのはラファエルだとみている。

現在に戻ると、サリエルは長く考え続けてもなお答えが分からないと漏らし、ミカエルが天使にふさわしいかを主人公に尋ねる。ミカエルは、天使が諦めればその人は本当に一人になってしまうと叫び、女性を連れて飛び去る。サリエルはその羽根を美しいと言う。後日、ミカエルは女性を見守る負担を嘆きながら蝋板を開いており、ジル・ド・レに問われるとポエムだとごまかす。そこへサリエルが来て、昨日の女性が過ちを犯さなければ堕天させる必要はないとし、それまではミカエルを見ていると告げる。サリエルはフードを取り、さきほどの人物がジャンヌ・ダルクかと尋ねるが、ミカエルばかり見ていて、ジャンヌを見るよう叱られる。するとサリエルは、かつてミカエルが言った台詞をまねてみせる。

アイドルへの誘い

ミカエルは、仕事のことしか頭にないサリエルに息抜きを教えようと、アイドルのライブへ連れていく。サリエルは夢中になるはずがないと言っていたが、ライブが始まると熱狂して声援を送る。それを見たミカエルは、ヤマトタケルにこのことを伝えようと考える。

その後、ヤマトタケルがアイドルユニットのメンバーを募集しているとして、サリエルを誘う。サリエルは天使の仕事があると断るが、タケルに路上ライブへ連れていかれる。会場ではタケルを手伝ってビラを配っていた主人公と会う。タケルの歌声に人が集まり、皆が笑顔になっていく。サリエルは、天使の役目では人をこんなふうに笑顔にできないと語り、それが羨ましいと打ち明ける。そして、ミカエルが自分のことを考えて連れてきたのではないかと思い至る。

タケルに天使とは関係なく自分の気持ちを聞かせてほしいと言われ、サリエルはアイドルになってみたいと答える。衣装はミカエルの協力ですでに用意されていた。サリエルはエンジェルアイドルとして紹介されて舞台に立つ。華やかな衣装は自分には不釣り合いではないかとためらうが、観客や主人公の声援を受けて、アイドルを頑張ってみると心を決める。

海での秘密の特訓

海を訪れたサリエルは、砂浜でヤドカリをつついて遊んでいる。名札で「プロデューサー」と表示される人物が、トールの言い出した泳ぎの競争に誘いに来る。サリエルはこれを断り、スタートの合図と勝敗の見届けを引き受ける。競争では服部半蔵がトールに競り勝つ。葛飾北斎は、最下位争いでなんとか隊長に勝てたと言う。トールが再戦を申し込み、プロデューサーは今度こそ参加してはどうかと勧めるが、サリエルは見ているだけでいいと答える。

プロデューサーは、せっかく海に来たのにあまり一緒に遊べていなかったので、審判としてでも参加してもらえて嬉しいと伝える。するとサリエルはプロデューサーを呼び寄せ、羽根が濡れると重くなるため泳げないのだと明かして、口止めをする。プロデューサーは、サリエルが皆の泳ぐ姿を羨ましそうに見ていたように見えたと言い、速さは関係なく一緒に遊びたいだけだと伝えて泳ぎの練習を提案する。

サリエルは練習を引き受ける。そのうえで、皆には気付かれないようにすることと、海の中では絶対に手を離さないことを約束させる。二人だけの秘密の特訓になったことを、サリエルはなぜか楽しく感じる。

登場人物

  • ミカエル:天使長で、サリエルのかつての監督役である。人間を見捨てない姿勢をめぐってサリエルと対立し、のちにサリエルをアイドルのライブへ連れていく。
  • 主人公:女性の救助を手伝い、のちにヤマトタケルの路上ライブでビラを配ってサリエルを応援する。
  • ジル・ド・レ:ミカエルの蝋板をポエムだと思い込み、朗読会に誘う。
  • ヤマトタケル:新人アイドルで、サリエルをアイドルユニットに誘い、自分の路上ライブを見せる。
  • トール:海で泳ぎの競争を言い出し、半蔵に敗れて再戦を挑む。
  • 服部半蔵:泳ぎの競争でトールに競り勝つ。
  • 葛飾北斎:泳ぎの競争に加わり、最下位争いでなんとか隊長に勝つ。

2026.10.25 に録画から自動で作成(検証の指摘で 2 回書き直し)。自動検証: 通過。記事の作り方