サラマンダーのキャラクターストーリーは全1話である。炎で悪を燃やして人を救うことを信条とするサラマンダーが、何を悪とすればよいのか分からなくなり、主人公、ジャンヌ・ダルク、ミカエル、リトリーと一緒に街を歩きながら善悪の見分け方を考える。
善悪を探す街歩き
サラマンダーは、自分の炎は悪を燃やして人を救うためのものだと語る。しかし忘れ物や寝坊、つまみ食いまで悪なのかと考えるうちに、悩みが尽きなくなっている。ミカエルが「時と場合による」とつまみ食いをかばい、リトリーもそれに同意したことで、サラマンダーはますます分からなくなる。主人公は気分転換を兼ねて彼女を散歩に連れ出しており、ジャンヌ・ダルクは、出来事の多い街は善悪を考える良い勉強になると言う。
一行は街で、一晩のうちに壊れた家具などが捨てられたゴミの山を見つける。主人公が、皆が困っているのだから悪いことだと答えると、サラマンダーはゴミの山に炎を放つ。周りの者たちは巻き込まれそうになって慌てるが、サラマンダーはゴミだけを燃やし、残った灰はジャンヌ・ダルクの提案で肥料として農家に渡すことになる。困っていた街の男は礼を言い、主人公はその礼をサラマンダーに向ける。サラマンダーは悪を燃やせたことを喜ぶ。
続いて老婆の荷物を奪った泥棒が現れる。サラマンダーは泥棒を燃やそうとするが、主人公は燃やすのはやりすぎだと止め、ジャンヌ・ダルクは炎を脅しに使うよう伝える。炎で脅された泥棒は謝って降参し、ジャンヌ・ダルクは、罪は憎んでも人は憎まず、罪はふさわしい場所で償うべきだと説く。取り戻された品は老婆の夫の形見であった。
欠伸は悪か
一日を通して、サラマンダーは何が悪で何がそうでないのか少し分かった気がすると語る。そして、主人公についていけば燃やすべき悪が分かると言う。主人公は保証はできないとしながら、アビスと戦うときには力を貸してほしいと頼む。
その最中にミカエルが欠伸をすると、サラマンダーは寝不足は悪だと言い出す。しかしミカエルが疲れたのは一日自分に付き合ってくれたからだと気づき、それなら悪いのは自分なのかと考え込む。ついには自分を燃やすべきかと混乱し、主人公は欠伸は燃やすほどの悪ではないとなだめる。ミカエルは、ずいぶん極端な子が仲間になったとこぼす。