プラトンのキャラクターストーリーは全1話である。プラトンがリトリーと主人公の犬捜しに加わり、物事の本質である「イデア」を視る眼で、犬に化けたアビスの正体を見抜く。
犬か猫か、イデアの眼
プラトンが動物をなでていると、リトリーが駆け寄り、動物は逃げてしまう。リトリーと主人公は逃げた犬を捜していた。プラトンは目を閉じたまま二人がいることを言い当て、捜索を手伝うと申し出る。ところが、二人が犬と呼ぶ動物を、プラトンはずっと「猫さん」と呼んでいた。
プラトンによれば、どれほど目が良くても、見えているのは洞窟の壁に映る影のような物質世界にすぎない。自分が視ているのはその裏にある真の実在「イデア」であり、イデアの上ではあの動物は猫だと語る。リトリーには意味が通じないが、主人公が猫っぽい犬ということかと尋ねると、プラトンは当たらずとも遠からずと答え、主人公には素質があるかもしれないと言う。こうして三人で犬を追うことになる。
道中、プラトンはイデアを物事の本質だと説明する。リトリーが自分のイデアを尋ねると、プラトンはもったいぶった後、何かに驚いたような反応だけを見せ、リトリーを不安がらせる。
化けたアビスと本物の犬
やがて犬が見つかり、リトリーは捕まえに行こうとする。主人公は嫌な予感を覚えて止め、プラトンもあれは危険だと告げる。プラトンは、真なるものを見通すときだけ開くという眼を開き、外見をいくら偽っても邪なイデアが視えると言う。プラトンが正体を現すよう命じると、犬はアビスの姿に変わる。主人公がリトリーを下がらせてアビスを倒す。
主人公は、なぜ見破れたのかははっきり分からず、何かを感じたと話す。プラトンはそれをイデアの片鱗を視たのだと語り、主人公には哲人王としての素質があると言う。その後に現れた犬をプラトンは本物だと見分けて捕まえる。リトリーはイデアの力に感心し、改めて自分のイデアは何だったのかと尋ねる。しかし最後まで教えてもらえず、意味深な態度に抗議する。