マリー・アントワネットのキャラクターストーリーは全3話で、マリーが主人公と過ごす時間を描く。第1話では紋様の影響ではしたないことを口走り、第2話では主人公への想いを抑え込もうとする。第3話では今日くらいは我慢しなくてよいと決めて、主人公を祭りに誘う。第2話では、彼女が人助けを続けるのは自分のために徳を積むためだと明かされる。
宿の特等室での食事
マリーは妙な紋様を付けられてから、その影響で外出もままならない日々を送っている。見かねた主人公は、宿でいちばん高い部屋に近所の店の料理を運ばせ、食事に誘う。マリーは主人公を「隊長」と呼び、気遣いをありがたく受け止める。
ところがマリーは、ベッドや浴室を見てはしたないことを口走ってしまい、紋様のせいだと考える。落ちたナイフを拾おうとしてテーブルに頭をぶつけ、倒れたグラスで主人公のズボンを濡らしてしまう。デザートは一つの器にスプーンが一本だけのアイスで、二人は食べさせ合う。マリーは恋人同士のようだと胸を高鳴らせながらも、まだ自分の魅力を認めさせていないと自分を戒める。
食後、マリーは変なところばかり見せたと詫びる。主人公は楽しかったと答える。マリーは、今度は自分から食事に誘いたい、食事以外にもいろいろなことを一緒に楽しみたいと申し出る。
徳を積む理由
主人公とジャンヌ・ダルクがはぐれたリトリーを捜していると、リトリーを連れたマリーと再会する。主人公はジャンヌに、マリーとは以前一緒にアビスを退治して以来の仲だと紹介する。リトリーは、マリーが困った人を助けて回り、礼を一切受け取らないと話す。ジャンヌがその奉仕の心をほめると、マリーはそれを否定する。人助けは徳を積むためであり、ギロチンにかけられて再び悪い結末を迎えるのを避け、今度こそ幸せな結末を手にするためだという。
そこへ常習の強盗が現れる。ジャンヌが前に出ようとするが、マリーは「私の徳ですわ!!!」と言って先に強盗を取り押さえる。主人公によれば、マリーはジャンヌより多くの人を助けることを目標にしており、こちらの世界へ来る以前のジャンヌの働きを知っているらしい。マリーはこれを強く否定する。
街の長は礼として料理とワインでもてなすと申し出る。しかしマリーはそれを断り、一人で野営する。手作りのキノコスープは失敗し、ケーキやワインが欲しいと嘆きながらも、幸せな結末のためだと耐える。そこへ主人公が料理を持って訪ね、贅沢を断っていては体がもたないと一緒に食べるよう勧める。マリーはその優しさに心を揺さぶられながらも、仲間のもとへ帰るよう追い返そうとし、自分を惑わすのはやめるよう叫ぶ。
祭りの夜の逢い引き
マリーは、これまで徳を積んできたのだから今日くらいは我慢しなくてよいと考える。そして断られる不安を抱えながら、主人公を祭りに誘う。主人公が快く応じたので、マリーはこれも徳の力だと喜ぶ。祭りでは浴衣を着ている。並んで歩きながら、マリーは周りから恋人に見えるよう手をつなぎたいと考えるが、どう切り出せばよいか分からない。
途中でスパルタクスとラファエルに出会う。ラファエルは二人に気を遣い、スパルタクスを綿あめで連れ出す。そのあと主人公は、人混みではぐれないようにとマリーの手を取り、マリーは幸せをかみしめる。しかし下駄の鼻緒が切れ、マリーは足を痛める。帰ろうと言う主人公にマリーは抵抗し、徳が足りなかったのかと思い悩む。主人公は、祭りでもほかの場所でも何度でも一緒に行くと約束し、彼女を背負って帰る。
背負われたマリーは、主人公の背中を頼もしいとほめる。照れる主人公に強く抱きつき、困らせる。予定どおりの逢い引きにはならなかったが、マリーは主人公といれば困難があっても幸せな結末を迎えられる気がすると思い、心から礼を述べる。