ラファエルのキャラクターストーリーは2話ある。1話目では、ミカエルたち天使と主人公と一緒に町を歩き、口は悪いが面倒見のよい人柄が描かれる。2話目では、主人公と二人で祭りを回り、大天使としての役割と、何者でもなくいられる今の時間について語る。
天使たちとの町歩き
予定のない日に、ラファエルはあてもなく出かけようとする。そこへ、ミカエルに誘われた主人公、ウリエル、サリエルが加わり、一緒に歩くことになる。ウリエルは自分たちには主から与えられた役割があると言い、サリエルは天使長を見張るのに都合がよいから同行したと語る。ラファエルは、主を理由にして自分の意思を手放すのは考えるのをやめているだけだと言いかけるが、ミカエルに止められる。
揚げ菓子の店で、ラファエルは口の周りを砂糖だらけにしたミカエルとウリエルの口元を拭いてやる。甘い物は堕落だと言って何も買わないサリエルには、チョコがけの菓子を口に入れて食べさせる。値引きにつられて迷う主人公にも合う菓子を勧めかけるが、途中で、なぜ自分がこいつの面倒まで見なければならないのかと怒り出す。
ミカエルに、主人公にだけ当たりが強いのはなぜかと聞かれ、ラファエルは、花売りの少女から迷わず花を買う主人公の姿を例に挙げる。ラファエルによれば、主人公は施すのが当然だと思っていて、小さな施しでは何も変わらないと分かっていながらためらわないところがたちが悪いという。ラファエルはミカエルに、主人公には深入りするなと忠告する。しかし、ラファエル自身も雨の中で倒れていた子供を助けていたことをサリエルに指摘されると、その話を打ち切って次の店へ向かう。ミカエルは主人公に、ラファエルは口が悪いだけで根は優しく面倒見がよいと話す。
祭りの夜
祭りの日、ぼんやりしているラファエルを見かけた主人公が声をかけ、二人で祭りを回る。たこ焼きの代金をどちらが払うかで二人は言い合いになる。主人公が自分が悪いことにするから払わせてほしいと言うと、ラファエルは今回だけだと言って譲る。
射的では、ラファエルは祭りの準備中に覚えたやり方で、台に身を乗り出して撃つ。浴衣姿のまま身を乗り出すのを心配する主人公を、ラファエルはからかう。店主に恋人同士だと思われると、ラファエルはそれを笑い飛ばし、主人公と腕を組んでさらにからかう。
主人公に、そんなに楽しそうに笑うのを初めて見たと言われ、ラファエルは、目的も役目も関係なく何者でもなくいられる今を楽しんでいると認める。一方で、自分は大天使で役割を持つ身だから、この時間は夢のようなものにすぎないとも語る。それでも夢を否定する必要はないとして、主人公と祭りを楽しむのは悪くないと告げ、自分がこう思うのは珍しいことだと付け加える。