目次
  1. 閉ざされた部屋
  2. 登場人物

芙蓉楓のキャラクターストーリーは1話からなる。楓は幼なじみの土見稟とともにニャルラトホテプの魔術で部屋に閉じ込められるが、そこでも普段どおりに過ごす。

閉ざされた部屋

教室にいたはずの楓と稟は、気がつくと知らない部屋にいる。扉も窓も開かず、二人は閉じ込められている。現れたニャルラトホテプは自分の仕業だと明かす。目的は混沌であり、危害を加えるつもりはないという。ニャルラトホテプによれば、この部屋には魔術が仕掛けられていて、二人がある行為をしないと外に出られない。その行為が何かは混沌を生むために伏せたまま、ニャルラトホテプは姿を消す。

困った二人は話を切り出すきっかけを譲り合ううち、稟の腹が鳴る。楓は危険はなさそうだと考え、お茶を淹れたあと、奥のキッチンでこの世界の香辛料を使った肉と野菜のサンドイッチを作る。夕飯には稟が前に好きだと言っていた肉でシチューを作るとも話す。稟は、閉じ込められているのにいつもと同じ光景に落ち着きを覚えるが、途中で脱出のことを思い出す。以前読んだ魔術の本に、男女が同じような部屋に閉じ込められ、男女の関係を持つことで外へ出られたという話があったと稟は思い出し、うろたえる。楓は何をすればいいのか察したらしく、稟とならどんなことでもできると言い、頬を赤くして近づく。

その時ニャルラトホテプがまた現れ、二人は元の教室に戻る。ニャルラトホテプは、しばらく待っても混沌が生まれる気配がなかったので魔術を解いたと話す。混沌を生むための部屋で二人がいつもどおりに過ごし続けたことを面白がり、これからも観察すると言いかけたところで、アナスタシアが割って入る。アナスタシアは魔術の気配と二人の消失に気づいて来たのであり、ほかの仲間もこちらへ向かっているという。ニャルラトホテプは引き上げ、アナスタシアはそれを追う。

楓は何もなくてよかったと言いつつ、何かあったほうがよかったかもしれないと口にしかけ、慌てて打ち消す。そしてリムちゃんを迎えに行こうと走り出す。稟は、違う世界でも幼いころからそばにいる楓といつものように過ごせることをうれしく思う。楓は帰ったら約束どおりシチューを作ると稟に話す。

登場人物

  • ニャルラトホテプ:混沌を求めて楓と稟を魔術の部屋に閉じ込め、何も起きないと分かると二人を解放する。
  • アナスタシア:魔術の気配と二人の消失に気づいて駆けつけ、ニャルラトホテプを追い払う。