目次
  1. セールストークの特訓
  2. 登場人物

ガネーシャのキャラクターストーリーは全1話である。ガネーシャが主人公、ミカエル、リトリーの手を借り、良い品を作りながら売るのが下手な若い商人に商いの基本を教える。

セールストークの特訓

若い商人は、人の役に立つ品を作っているのに少しも売れないと嘆いている。ガネーシャによれば、彼は品を作る腕は確かだが、売る才能がまったく無い。ガネーシャは努力で才能の壁を越えればよいと励まし、手伝いを申し出る。練習の相手役がいれば効果が大きく違うとして、ミカエルとリトリーに客の役を頼む。主人公が遠慮しないで頼ってよいと言うと、ガネーシャは照れてしまい、ミカエルは主人公を女性をたぶらかす天然の人たらしだとからかう。

練習が始まると、商人はすぐに気分が沈み込む。ガネーシャが一人前になるまで面倒をみると約束すると、ミカエルは、ガネーシャには頼りない男の世話を焼きたがる性分があり、悪い男に引っかかりやすいと評する。ガネーシャはまず話し方が暗く硬すぎると注意し、笑顔で大きな声を出すように教える。商人が紹介する品は「室内走るんダー」で、天候が悪いときやアビスが暴れているときでも屋内で走り続けられる道具である。ところが商人は、屋外の道や風は再現できず、実戦向けの訓練にも使えないという短所まで自分から話してしまう。

ガネーシャは、客が求めている情報を伝えることが大事で、ごく一部の客しか気にしない点は尋ねられたときに答えればよいと説く。そのうえで、品の価値を大げさにも安っぽくもせず正確に伝え、客に疑問を持たせずに気持ちよく買ってもらうことが商いだと教える。商人がひどい騒音を「こ愛嬌」と言い出すとガネーシャは突っ込みを入れ、こうなったら最後まで付き合うと腹をくくる。特訓の末に品は売り切れ、商人は売り方の大切さを実感して、この品を大ヒットさせると意気込む。

ガネーシャは、大きな商店が商業を牛耳る今の状況では一人で成功するのは難しいと指摘し、商人同士が互いに高め合える自分のコミュニティに商人を誘う。商人は喜んで誘いを受ける。そこへ中年の商人が現れ、騒音を消すなど品を改良する方法があるとして手を組もうと持ちかける。ガネーシャは、人と人を結びつけることこそ商いの醍醐味だと語る。

登場人物

  • 主人公:ガネーシャに遠慮せず頼ってよいと声をかけ、ミカエルから人たらしだとからかわれる。
  • ミカエル:客の役を引き受け、商人やガネーシャ、主人公に遠慮のない言葉をかける。
  • リトリー:客の役を引き受け、元気な話し方の手本となる。