目次
  1. 久しぶりの街案内
  2. 漆黒のサンタクロース
  3. 夜の襲撃犯
  4. 船上パーティーの写し絵とダンス
  5. 一日だけの夫婦生活
  6. 登場人物

ジル・ド・レのキャラクターストーリーは全5話である。街の案内、クリスマスのプレゼント配り、街で続く襲撃事件、船上パーティー、町での夫婦生活の体験を通じて、ジルは主人公やクルセイダーズの仲間と過ごす。アビスにいた頃の過ちを今も気にかけるジルが、仲間の中に自分の居場所があることと、主人公への想いを確かめていく話である。

久しぶりの街案内

主人公は見慣れない街の案内をジルに頼む。先に待ち合わせ場所に着いたジルは、服装や髪型、緊張で眠れずにできた目の下の隈を気にして落ち着かない。主人公が声をかけると、ジルは慌てながらも、案内の任務に命がけで当たると意気込む。

主な施設を回ったあと、二人はベンチで昼食をとる。ジルが勧めたのは、この時代によくある食べ物で、さまざまな食材を混ぜて団子状にしたものである。主人公は食感を不思議がりながらも美味しいと言う。待っていた時の様子を尋ねられたジルは、主人公にとっては過去の自分と会ってから間もなくても、自分にとっては本当に久しぶりなので、どう接すればいいか迷ったのだと打ち明ける。

ジルによれば、主人公やクルセイダーズの仲間と過ごした時間があったからこそ、大切な人と別れた後も自分を保ち、愚かな道を再び選ばずにいられたという。主人公への感謝と再会の喜びを伝えたジルは、散策を再開する前に手を繋いでほしいと頼む。主人公は快く応じ、ジルは主人公がいるからこれからも道を間違えずに歩いていけると語る。

漆黒のサンタクロース

カティアが部屋に戻ると、「漆黒のサンタクロース」を名乗るジルがいる。ジルはプレゼントとして、自作のポエムを同好の士と朗読する会の冊子を渡すが、カティアは喜ばない。そこでジルは、女の子一人も喜ばせられない自分はサンタ失格だと激しく落ち込む。ジルが自腹でプレゼントを配っているのは、アビスにいた時に襲った人々への償いのためであり、今度は恐怖ではなく幸せを届けたいのだという。

ジルは主人公への贈り物の話もする。主人公がジャンヌを犬のように扱うのを見たジルは、二人には対等であってほしいと考え、自分が犬になって主人公に自分を贈ろうとした。しかし主人公には断られ、引かれてしまった。何をしても裏目に出ると嘆き、自分はクルセイダーズにいるべきではないのかもしれないと言い出すジルを、カティアは必要とされているから自信を持つよう励ます。

カティアはジルにプレゼントを渡し、食堂へ連れて行く。そこでは仲間たちが「メリークリスマス」と迎える。ジャンヌがジルに礼をする場を相談したところ、カティアが実家の宿でパーティーを開くことを提案したのである。ミカエルは感謝などしていないと強がるが、ジルを必死に捜していたことをジャンヌに明かされる。事務仕事をジルに押しつけているリトリーも、ジルが出て行ったのではと心配していた。主人公の問いかけに全員がジルは必要だと声を揃え、ジルは初めての素敵なクリスマスだと礼を言う。

夜の襲撃犯

街では、魔術を使う何者かが夜道で人を襲う事件が相次いでいる。主人公たちは調査に乗り出すことにする。ジルがアビスの仕業ではないかと言い出し、一行は街の周辺を探索するが、アビスは見つからない。ジルは主人公にだけ別行動をとると告げており、街の中にいるはずだという。

主人公たちが駆けつけると、ジルが倒れた人のそばにいる。ジャンヌとミカエルは、ジルこそ襲撃犯で、アビスの仕業と言って皆を遠ざけたのだと疑う。リトリーも洗脳が解けていないのかと疑うが、倒れた人の体から何かが現れる。ジルによれば、その人はアビスに操られ、夜になるとアビス化して住民を襲っていた。かつて自分も操られていたジルは、すぐに異変に気づき、一人で対処していたのだという。

洗脳を解くには、弱い威力でも生身の人間を攻撃する術を使わなければならない。顔を見られれば本当に襲撃犯にされてしまうため、ジルは仲間にそうした役目を負わせたくなかったと語る。ジャンヌ、ミカエル、リトリーは、自分たちをもっと信じ、辛いことも分かち合うよう説く。さらに、皆で力を合わせて洗脳を解く方法を探そうという声も上がる。ジルは、仲間の手を汚すまいとしたことが、実は自分が仲間と距離を置いていたことの表れだったのかもしれないと気づく。困った人たちと仲間になったと笑いながら、少しでも疑われたことは忘れないと付け加え、リトリーが謝る。

船上パーティーの写し絵とダンス

船上パーティーの最中、一人でどう楽しめばいいか分からないジルは料理の手伝いをしていたが、それも終わってしまう。様子を見に来た主人公は、パーティーの思い出の写し絵を撮りながら船内を一緒に回ろうと誘う。写りが悪いと遠慮するジルに、主人公は自然な笑顔を撮ると請け合う。

主人公が今日一番美味しかったと勧めた料理は、ジルが彩りにこだわって作ったものだった。勧められるまま食べ過ぎたとお腹を叩く主人公の仕草に、ジルが思わず笑う。主人公はその瞬間を撮り、ジルは不意打ちに抗議しながらも、主人公と一緒だと楽しいと感じる。

音楽が流れ始めると、主人公はジルをダンスに誘う。ジルは最初、緊張して主人公の足を踏んでしまう。しかし主人公もダンスは得意でないと知って笑ううちに緊張がほぐれ、息が合っていく。曲が終わりに近づくと、ジルは誘ってくれた礼を述べ、またいつか一緒の時間を過ごしてほしいと、自分の気持ちをまっすぐに伝える。

一日だけの夫婦生活

教会での一件のあと、しばらく町に滞在することになったジルと主人公は、同じ家で過ごす。ジャンヌは、この機会に結婚生活を体験してみてはと勧めていた。ジルが「私なんか」と自分を卑下すると、主人公はそうした言い方は好きではないと言い、昔の過ちを理由に自分を低く見すぎないよう諭す。そして今日だけでもしがらみを忘れ、やりたいことをしようと提案する。

ジルは慌てて冗談だと打ち消しながらも、本当に結婚生活を体験してみたいと口にする。主人公はこれを受け入れる。二人はお揃いの食器を選び、ジルは続けて家具を見に行ったり食材の買い出しに行ったりしようと提案する。ジルは手料理を振る舞って主人公に食べさせ、「旦那様」の好物を献立に加えたいと好物を尋ね、入浴の同伴を冗談めかして口にする。

日が暮れ、二人は互いに楽しかったと伝え合う。ジルは、夢は叶うことのない夢でしかないと思いながらも、この一時の夢を通じて、ありのままの自分を受け止めて導こうとする主人公をどれほど好きかを改めて確かめる。そして、今日はまだ終わっていないと、もう少しだけ付き合ってほしいと主人公に願う。

登場人物

  • 主人公:ジルが隊長と慕う相手で、街の案内やパーティー、夫婦生活の体験を共にし、自分を卑下しないよう諭す。
  • カティア:ジルからポエムの冊子を贈られ、落ち込む彼女を励まして、実家の宿でのクリスマスパーティーに連れて行く。
  • ジャンヌ・ダルク:ジルへの礼のパーティーを企画し、襲撃事件では仲間をもっと信じるようジルに説く。
  • ミカエル:ジルへの感謝を否定しながらも彼女を捜しており、襲撃事件では仲間の輪の中にいるのだから距離を取る必要はないと告げる。
  • リトリー:事務仕事をジルに任せきりにしており、襲撃事件では一度ジルを疑ったことを謝る。

2026.10.25 に録画から自動で作成(検証の指摘で 2 回書き直し)。自動検証: 通過。記事の作り方