トリスタンのキャラクターストーリーは全4話である。主人公や円卓の仲間、アンドロメダたちとの日常が描かれ、話が進むにつれて、冗談めかして主人公に接してきたトリスタンが自分の本心に気づいていく。
バレンタインの延長戦
トリスタンはチョコ作りの参考にしようと、メイド服の店でアルバイトをしている。客として来たアンドロメダに聞かれ、バレンタインのチョコはアーサーと一緒に隊長である主人公へ渡したと答える。主人公のことは、格好よくて気が利く一方で、からかうと素直に照れる可愛さもあると話す。そこへウィリアム・テルが主人公を連れて来店し、看板メニューのチョコパフェを主人公に食べさせようとする。トリスタンはその光景にもやもやした気持ちになる。
トリスタンは、チョコを渡すのは一度きりという決まりは無いと考え直す。前回は円卓の騎士の一員として、アーサーが主役になるよう控えめにしていたため、今度は本気でチョコを作り、華やかに飾り付ける。宿まで送ってくれた主人公にそのチョコを渡すが、飾りすぎたと照れて、店で買ったものだと嘘をつく。主人公が、作り手が楽しみながら作ったようで彼女らしいと言うと、トリスタンは手作りだと打ち明け、バレンタインの延長戦だと説明する。料理上手を見せつけるのは格好悪いと気にする彼女に、主人公はそれも彼女のよいところだと応え、トリスタンは照れながらチョコを勧める。
貴族の屋敷の罠
トリスタンはアーサー、ガラハッド、主人公と、オシャレ用品の店を訪れる。先日アビスから助けた貴族の屋敷に招かれたためである。着飾ることに乗り気でなかったアーサーとガラハッドも、主人公が喜ぶと聞いた途端に態度を変える。トリスタンは、主人公に恋人がいないと聞くと、自分がもらってしまおうかとからかう。
屋敷に着くと、貴族の男は武器を預けるよう求める。トリスタンは、自分の弓は流行りのオシャレアイテムだと言い張って手元に残す。客間に入ると暴漢たちが現れ、貴族の男は、アーサーの剣の風圧でカツラを飛ばされた恨みを晴らすために一行を呼んだと明かす。トリスタンはこれを笑い飛ばし、手元に残した弓で暴漢を倒す。アーサーも加わって切り抜ける。
翌日、主人公はもうこりごりだとこぼす。トリスタンは、つらい時でも楽しむべきだと語る。主人公は助けてもらった礼として、彼女が欲しがっていた香水を贈る。トリスタンは喜び、本気でもらってしまおうかとつぶやくが、すぐに冗談だとはぐらかす。
応援ポーズの練習
レースの応援役を務めることになったトリスタンは、応援用の衣装を着て、皆を元気づけるポーズを練習している。そこへ買い物帰りのアンドロメダとカシオペアが通りかかる。トリスタンは二人を応援に誘うが、アンドロメダには面倒だと、カシオペアには露出が多いと断られる。
三人でポーズを考えるうちに、カシオペアが可愛らしいポーズを提案する。トリスタンは自分の柄ではないと渋るが、二人に押されて実際にやってみせ、恥ずかしがる。アンドロメダは、一番元気づけたい相手に意見をもらうのがよいと助言し、通りかかった主人公を呼び止める。そしてトリスタンの練習に付き合うよう頼み、カシオペアと一緒に去る。トリスタンは、主人公を元気づける応援を見てもらおうと張り切る。
思い出の香りと言えない言葉
新しい装いのトリスタンは、買い物の途中で主人公と出会い、まだ見慣れない様子の主人公をからかう。主人公は、トリスタンから覚えのある香りがすることに気づく。出会って間もない頃に主人公から贈られた香水を気に入り、同じ品はもう手に入らないものの、同じ香りの香水を見かけるとつい買ってしまうのだと彼女は明かす。その後、アンドロメダたちに断られたからと、主人公を買い物に誘う。
服や水着を選んでいると、アーサーに出会う。デートかと尋ねられたトリスタンは、そういうことにしてしまおうと応じ、アーサーにも一緒に回ろうと声をかけるが、アーサーは一人で過ごしたいと言って去る。トリスタンは主人公に、慌てて否定するより開き直る方が冗談だと伝わると思ったと説明する。さらに、本当にそう思われてもかまわなかったと言い、円卓の皆が主人公を好いているのだから皆でそういう関係になるのもよいと語る。
続けて主人公への好意を口にしようとするが、改まると恥ずかしくなって言葉が出なくなる。以前は気軽に言えたことが言えなくなったことで、トリスタンは主人公への気持ちが本気になっていると気づきかける。気持ちを整理したいと言って今の話をすべて取り消し、赤くなった顔を落ち着かせてから、主人公を連れて買い物を続ける。