トールのキャラクターストーリーは全4話である。トールが主人公や仲間たちと、サイン会、海辺のスイカ割り、ある村での出会いと仲間入り、ハロウィンの仮装大会を過ごす。多くの話で、自分が一番可愛く最強だと言い張るトールの姿が描かれる。
盛況のサイン会
トールは、チームを知ってもらい応援してもらうのが自分の役目だと聞くが、何をすればよいか分からない。そこでホーエンハイムに助言を求める。ホーエンハイムは初めは自分で考えるよう突き放すが、トールに煽られて、人は魅力のある者のサインを欲しがるものだと教える。これを受けて、トールはサイン会を開く。
最初は誰も来ず、通りかかったリトリーに疑われる。そこへ主人公がサインを一枚もらい、トールの頑張りが知られればみんな応援したくなるはずだと励ます。やがて人が集まり始め、サイン会は盛況のうちに終わる。主人公によれば、最後には色紙が足りなくなったという。
そのあと、トールは出かける約束をしていた主人公の部屋を訪ね、自分のサインが額縁に入れて飾られているのを見つける。主人公は、仲間がそばにいてくれるのは当たり前のことではないので、もらった物は大切にしたいと話す。トールは照れながらも、主人公を自分の認める人だと言う。思わず気持ちを口にしかけるが、支度を終えた主人公にさえぎられる。トールは慌てて主人公を買い物に連れ出す。
真夏のスイカ割り
海で泳いでいたトールは、流れてきた大きなスイカを拾う。それを主人公のもとへ運び、スイカ割りをしようと誘う。サリエルが食べても平気なのかと心配するなか、主人公は服部半蔵と葛飾北斎も呼んでくる。見つけたのは自分だからと、トールが最初に挑む。しかし、目の前にあるスイカに当てられず、外したのは嘘を教えられたせいだと騒ぐ。
再び順番が回ってくると、トールは慣れない木の棒のせいで外したのだと言い、使い慣れた大きな武器に持ち替える。今度は手応えがあったものの、スイカは割れずに潰れ、果肉と汁が周りに飛び散る。主人公、半蔵、北斎は汁を浴びる。悪い予感がして離れていたサリエルだけが無事だった。トールは張り切りすぎてスイカを食べられなくしたことを謝る。
汚れを洗い流しに海へ向かう途中、主人公はトールの体についた果肉を口にして甘いと言う。トールは恥ずかしがるが、お返しだと言って主人公の腕についた汁を口にする。そうして皆の待つ海へ急ぐ。
村を守る雷神
主人公、リトリー、ジャンヌ・ダルク、ミカエルは、助けを求める手紙を受けてある村を訪ねる。そこでトールが、可愛くて有名で最強の雷神だと名乗って現れる。トールは、一人でアビスの群れを倒して村を守り、村人に感謝され崇められていると語る。しかし村人たちは疲れた顔をしている。
村長によると、トールは見返りを求めずに善意でアビスを退治しているが、村人だけでも十分に対処できている。そのうえ、トールは常に見守って褒めていないとすぐ機嫌を損ねる。四六時中付き合わされた村人たちは嫌気が差しているので、トールを村から連れて行ってほしいと村長は頼む。
村人を従えていると責めたミカエルは、トールに挑んで一撃で倒される。トールの実力が本物だと見た主人公は、彼女を仲間に誘う。必要とされたことにトールは喜ぶが、村を守らなければならないとためらう。村長と村人たちが送り出すように声をかけると、トールは一行についていくことを決める。
ハロウィンの最カワ決定戦
ハロウィンパーティーの2日目、トールは食事をしている主人公のもとへ駆けつけ、「ハロウインコス最カワ決定戦」の会場へ連れて行く。この話で主人公は、ミカエルから「プロデューサー」と呼ばれている。狼の仮装をしたトールのはしゃぐ様子を、ミカエルは散歩をせがむ子犬のようだと評する。会場では、出場者のソロモンとレオナルド・ダ・ヴィンチに優勝を宣言する。
司会はリトリー、審査員は九天玄女である。ダ・ヴィンチは衣装の説明が長すぎて打ち切られる。ソロモンは普段と違う魔女っ子の決め台詞を披露し、会場を沸かせる。トールはこの日のために練習したお手やおすわりのポーズを見せ、狼ではなく犬だと言われる。九天玄女はトールの優勝を確実視するが、そこへケット・シーが現れて優勝する。
負けたことに納得できないトールは、力ずくで最カワと最強を証明しようとし、会場は大騒ぎになりかける。主人公が頭をなでると、トールは一瞬気持ちよさそうにするが、すぐに主人公を制して戦おうとする。そこで九天玄女とリトリーが、トールの可愛さは最カワを超えているとなだめる。気を良くしたトールは自分を最カワを超越した存在だと言い、騒ぎは収まる。