ロキのキャラクターストーリーは 1 話である。人間の家を壊して捕らえられたロキが、オーディンとトールから地上の常識を教わり、主人公と一緒に被害を受けた村へ謝りに行って、家の再建を手伝う話である。
壊した家の償い
ロキは縄で縛られ、ミカエルに責められている。ロキは遊んでいただけだと言い張り、家を壊したことを悪いと思っていない。そこへオーディンが飛び込んできて謝り、自分にお仕置きをしてほしいと言い出す。オーディンによれば、こうなったのは自分がロキを甘やかしすぎ、地上の常識を教えてこなかったからである。オーディンはアース神族の長として、自分がロキに常識を教えると約束し、ロキへの寛大な処置を頼む。ミカエルはこの真剣な頼みを受け入れる。
教える役にはトールも加わる。トールはロキに、人間はおもちゃではないから住まいを壊してはいけないと言う。しかし、その理由として、人間はもろいので偉大な自分が守ってやらねばならないと言う。これを聞いたリトリーは主人公に、さすがに口を挟むべきではないかと持ちかける。ところが先にオーディンが「違います」と割って入り、人間は自分を責めてくれる存在なのだと言い出す。主人公は、ここは自分がしっかりしなければならないと考える。
主人公たちは被害を受けた村を訪れる。村人は以前助けてくれた主人公に礼を言い、復興が進んでいることを伝える。ロキは村人に、家を壊したことを謝る。村人は、笑いながら家を壊しておいて今さら何だと怒る。ロキは、家がみんなにとって大切なものだと今は分かると言い、二度と壊さない、許してもらえるまで何度でも謝ると約束する。そこへオーディンとトールがそれぞれ見当外れの形で割って入り、村人は戸惑う。主人公が家の修理を手伝うと申し出ると、村人はそれを受け入れて許す。
ロキが手がけた家は、壊される前よりも立派だと村人に感心される。ロキは物を作るのが得意だと言い、続けて別の手伝いも引き受ける。一方、トールは十六階建ての家を建てて老人を困らせる。オーディンは運んでいる木材の重みを喜んでいる。主人公は、常識を教える必要があるのはロキよりもこの二人ではないかと考える。