藤堂高虎のキャラクターストーリーは全1話である。フォートレスへ向かう途中で主人公とリトリーに出会った高虎は、賊との戦いのあいだ敵味方を何度も入れ替え、最後に主人公に仕えると誓う。
寝返りの風見鶏
主人公とリトリーはフォートレスへ帰る途中で、道に迷った藤堂高虎に声をかけられる。高虎は、立派な城塞だと噂に聞いたフォートレスの城を一目見たいのだと語り、主人公が道案内を引き受ける。そこへ賊の親玉が子分を引き連れて現れ、主人公の腕輪を置いていけと迫る。相手の数が多く主人公が押されると、高虎は加勢を申し出たかに見えて、賊の側に回ってしまう。高虎は、出会ったばかりの者と一緒に倒れるつもりはなく、不利な側を切り捨てるのが世の常だと言う。親玉が裏切りを疑うと、高虎は自ら主人公と戦って忠義を示すと言い出す。
戦いが始まっても、主人公は高虎に本気で打ち込まない。主人公は高虎がレジェンドであることに気づいており、戦う理由がないうえ、自分を偽って剣を振ることはできないと答える。高虎はその理想も死ねば無価値だと言うが、主人公は死ぬつもりもないと返す。高虎はこの世界にも「誠実馬鹿」がいたのかとつぶやき、またそういう者に巡り会ったと漏らす。続けて高虎は、主人公の下着が新しいかどうかを尋ねる。死ねば身ぐるみを剥がれるので、古い下着のまま討たれれば名誉が地に落ちるというのが高虎の理屈で、そうであれば決着後に手ぬぐいをかけてやるのが武士の情けだと語る。
親玉に急かされた高虎は、風向きが変わったと言って今度は賊の子分を斬る。自分は時流に乗っただけで、不利な側を切り捨てると言ったはずだというのが高虎の説明である。怒った親玉は高虎もまとめて売り飛ばそうとするが、そこへリトリーが呼んできたマリー・アントワネット、アポロン、韋駄天が駆けつけ、形勢は逆転する。高虎が主人公をフォートレスの城主と呼んだことで、主人公は高虎が初めから自分の正体を知っていたと気づく。高虎ははっきりとは答えないが、これから主人公の背中を守ると誓い、主人公を「お館様」と呼ぶ。そのうえで、親玉にも下着は新しいかと問いかける。
登場人物
- 主人公:フォートレスの城主。高虎と剣を交えても自分を偽らずに戦わず、最後は高虎に主君として迎えられる。
- リトリー:主人公と一緒にいたところで高虎と出会い、高虎の寝返りに慌てながらも仲間を呼びに行く。
- マリー・アントワネット:リトリーに呼ばれて加勢に来た一人。
- アポロン:リトリーに呼ばれて加勢に来た一人。
- 韋駄天:リトリーに呼ばれて加勢に来た一人。