目次
  1. あらすじ
  2. ストーリー
    1. 第1話
    2. 第2話
    3. 第3話
    4. 第4話
    5. 第5話
  3. 登場人物

あらすじ

ソルは、自分の魂に魔狼スコルの魂が混ざっていると語る少女である。彼女はかつて自分を救った神の手がかりを求め、狼女の仮装をしてハロウインのフォートレスを訪れる。ハロウインは影の力が最も強まる時期だとクー・フーリンから聞いた直後、ソルは胸の痛みに襲われ、スコルの侵食が進んだのではないかと恐れる。その場を離れたソルはアビスに襲われ、力が出せずに追い詰められる。

ストーリー

第1話

ソルの語りによれば、人間だった彼女は千年前に魔狼スコルに襲われて姉を失い、自身も食われかける。そのとき現れた強い神が、瀕死の彼女を救うためにソルと姉の魂を融合させ、さらにスコルの魂も合わせたという。狼女の仮装でフォートレスに入ったソルは、その神の手がかりを探すため、神々が多く集まりそうなハロウインの日を選んで来ていた。

街ではレオナルド・ダ・ヴィンチが、写した景色を紙に転写する発明品「思い出写し取るくん」で商売を始めようとしており、トール、クー・フーリン、ソロモンがその見本作りに付き合っている。そこへ来たソルはトールと再会する。クー・フーリンは、ソルが自分の「同志」である隊長に近づこうとしているのではないかと警戒し、ハロウインは影の力が最も強まる時期だと得意げに語る。これを聞いたソルは、スコルの力も強まっているのではと考えた途端に胸が苦しくなり、周りに迷惑をかけないよう立ち去る。

一人になったソルは神の言葉を思い返す。神は、ソルがいつか魂をスコルに乗っ取られると告げ、その前に世界を救う英雄をつくり出せば侵食を止め、姉も蘇らせると約束していた。神の素性を探ったことへの罰ではないかと不安を募らせるソルの前にアビスが現れるが、力がうまく入らない。そこを謎の人物が助ける。その姿はカボチャのおばけであった。

第2話

カボチャのおばけは、名前は無く、強く生きたいと願う魂の味方だと名乗る。しかし後を追ってきたクー・フーリンに見破られ、メジェドであることが明らかになる。クー・フーリンは先ほどの意地悪な物言いをソルに謝る。ソルは二人に自分の過去を打ち明け、狼の耳は仮装ではないこと、魔狼の魂に侵食されていること、あの神には以後会えていないことを話す。メジェドもクー・フーリンも、神の手がかりは持っていない。

メジェドは、ソルの魂が魔狼への恐れから不安定になり、魔狼を抑えにくくなっているとみる。クー・フーリンはスコルを一緒に抑え込むと申し出て、現れたアビスを「ケイ・ボルグ=サムハイン」で倒す。彼女は、ひとりでに暴れる影の力をふだんは封印しており、戦場では一部を解放して武器にしていると語る。さらに、師匠からケイ・ボルグを授かったときに影の力が目覚めたこと、影の国での修行は自分の意思だったことも語る。

ところがメジェドは、クー・フーリンをソルから離れたところへ呼び寄せ、影の力の話は本当なのかと問いただす。疼くと言う目が右だったり左だったりすること、力を抑える包帯が市場で売られていることを挙げ、死後の審判の話も持ち出す。クー・フーリンは、嘘ではないが話を盛っているかもしれないと認め、ソルをこれ以上不安にさせないよう黙っていてほしいと頼む。そのうえでハロウインの間ソルのそばで侵食から守ると宣言して「ソルの猛犬」を名乗り、メジェドも魂に詳しい者として同行することになる。

第3話

クー・フーリンは、恐怖は心の隙間を広げ、恐れるほど魔狼を勢いづかせると説き、ソルの気を紛らわせようとする。三人は子供たちに菓子を配るが、菓子が尽き、もらえなかった女の子にソルは耳をくすぐられる。人間だった頃の耳は敏感ではなかったと聞いたクー・フーリンは、敏感なのは魔狼の耳であり、くすぐられて力が抜けるのは魔狼の魂が弱っている証拠だと唱える。そして、引き剥がせないなら魔狼を飼い慣らせばよいと説く。

クー・フーリンはさらに、故郷の風習では仮装は冥界から来る悪霊と同じ格好をして災いを避けるためのものだと話す。狼女の仮装をしているソルはすでに魔狼使いへの一歩を踏み出しているという理屈である。ソルは納得するが、メジェドは内心、まったく関係の無い話が勢いでまとまっていると感じている。

その後三人は、ヤマトタケルが出演する、街の外の特設会場でのハロウイン特別ライブの貼り紙を見つける。そこで遭遇したアビスを倒すと、ソルの魂は安定してくる。続いて言葉を話すアビスが現れ、部下の非礼を詫びる。このアビスは、アイドルのライブを観に来ただけだと告げて去る。

次にメジェドは旧知のアヌビス、クレオパトラ、ツタンカーメンと再会する。三人もアイドルとしてライブに出演するという。クレオパトラによれば、先ほどのアビスは彼女たちとも縁のある者である。アビス退治の礼として控室に招かれたソルはタケルと会うが、タケルは、例の神についてはまだ情報が掴めていないと詫びる。

第4話

ライブを楽しんだ三人は屋台を巡る。途中、クー・フーリンは「魔狼封印強化の儀」を一人で行うと言って離れるが、すぐに戻ってくる。カボチャ頭のままでは食べられないメジェドは、おばけを見たと言ったり、まぶしい光を放ったりして周りの目をそらし、その隙に食事を済ませる。

三人が入ったアイスクリーム屋の店主はバフォメットである。強いアビスの気配に身構えるメジェドを、ソルは、隊長によればこの者はもうアビスを辞めていると言って止める。「濃厚山羊乳アイス」の乳の出どころをメジェドが尋ねたことでバフォメットが怒り、三人を追い回す騒ぎになる。そこへ戻ったアモンが事情を聞いて場を収める。アモンは、以前の戦いのことをクー・フーリンに詫び、クー・フーリンはそれを受け入れる。生き方を変えたアビスの姿を見て、ソルはスコルも、あるいは自分がスコルを変えられないかと考える。

クー・フーリンはアモンを、自分と同じ光の戦士だとはやし立てる。アモンは、影の力などという恥ずかしい「設定」に巻き込むなと返す。ところがバフォメットはクー・フーリンの肩を持ち、彼女はすっかり上客になる。のちにバフォメットはアモンに、ソルたちを密かに観察していたことを明かす。影使いの影響が興味深いことになっており、秘密を暴くより、出任せが真実になる可能性に賭けて見守るほうが面白いと語る。

第5話

夜が更けてハロウインパーティーの1日目が終わりに近づく。メジェドはライブの物販で買った耳かきを、クー・フーリンは小さなブラシをソルに贈る。どちらも耳を手入れして魔狼を手懐けるためのものである。クー・フーリンの言う「儀式」とは、このブラシを買いに行くことだった。ソルは、自分からも二人に贈り物をすると約束する。

そこへダ・ヴィンチが写し絵の客引きに現れ、ソルは三人で記念を残そうと提案する。恥ずかしがるメジェドも加わり、クー・フーリンは「内なる影の暴走を抑えるポーズ」を教える。そして、三人で必ず魔狼を抑え込むという決意を忘れないため、この写し絵を契約の証にしようと持ちかける。三人は友情を祝して「契約の証をここに」と声をそろえる。

登場人物

  • ソル:魔狼スコルの魂に侵食されていると語る少女。自分を救った神の手がかりを探しにハロウインのフォートレスを訪れ、クー・フーリンたちと祭りを巡る。
  • クー・フーリン:影の力の使い手を自任し、ソルを魔狼の侵食から守る「ソルの猛犬」を名乗る。その話は盛っているとメジェドに認めつつ、ソルを励まし続ける。
  • メジェド:カボチャの仮装でソルをアビスから救う。魂に詳しい者としてソルの魂の状態を見守り、同行する。
  • バフォメット:アビスを辞め、アモンとアイスクリーム屋を営む悪魔。ソルたちを密かに観察し、クー・フーリンの出任せが真実になる可能性に賭けて見守る。
  • アモン:バフォメットとともにアビスを抜けた元指揮官。以前の戦いをクー・フーリンに詫びる。
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ:写し絵を作る発明品「思い出写し取るくん」で商売をし、最後に三人の写し絵を作る。
  • ヤマトタケル:ハロウイン特別ライブに出演するアイドル。ソルが探す神について調べているが、まだ情報は無いと伝える。
  • クレオパトラ:ライブに出演するアイドルの一人。アビス退治の礼としてソルたちを控室に招く。
  • アヌビス:メジェドの旧友でアイドル。ライブ前にメジェドと再会する。
  • トール:ダ・ヴィンチの発明品の見本役を務め、フォートレスでソルと再会する。

2026.10.24 に録画から自動で作成(検証の指摘で 2 回書き直し)。自動検証: 通過。記事の作り方