目次
  1. あらすじ
  2. ストーリー
    1. 第1話
    2. 第2話
    3. 第3話
    4. 第4話
    5. 第5話
  3. 登場人物

あらすじ

クルセイダーズはエルスから協力を頼まれる。依頼の中身は、エルスの知り合いの司祭が持ち込んだ話で、悪霊が出て近くの人間を襲うと噂される廃教会を調べるというものである 。先方が教会関係者を望んでいるため、信仰を捨てたと語るラスプーチンが調査役に選ばれ、アナスタシアとアーシャもついて行く 。ところが一行が見つけた教会は廃教会には見えないほど手入れされており、神父と住人たちが暮らしていた 。

ストーリー

第1話

クルセイダーズの一行は、教会でエルスを待つことになる。事前にエルスの評判を調べていたラスプーチンは、エルスが何か悪巧みをしているのではないかと疑う 。やがて現れたエルスは真剣な顔つきで、悪霊が出ると噂される廃教会の調査を頼む。これまで悪霊退治に挑んだ者は帰ってこないか、怯えて口を閉ざしてしまったという。愛と恋の神である自分はお祓いが得意ではなく、一人で行くのは危ないとエルスは語る 。

主人公は協力を引き受ける。エルスは、向こうの教会の面子もあるので教会の仕事に慣れた者が望ましいと言い、仲間たちの目は、今も教会関係者らしい格好をしているラスプーチンに向く 。

第2話

アナスタシアは、ラスプーチンが転生前は霊視や悪霊祓いで知られていたとして、ラスプーチンを推す。ラスプーチン本人は、信仰心を捨てて当時の力はほとんど失っており、今着ている服もレジェンドとして召喚された時のもので、人々の信用を得るのに便利だから着ているだけだと話す。それでもエルスは、大切なのは人を安心させることだと言い、ラスプーチンは調査を引き受ける 。アーシャもラスプーチンが行くならと同行を望み、ラスプーチンに待っているよう言われたアナスタシアは、危ないからこそ同行すると言って譲らない 。数日後、エルス、主人公、ラスプーチン、アナスタシア、アーシャ、ヤマトタケル、ウリエルの一行が廃教会へ向かう 。

道中、虚ろな目をした兵士たちが「使命」を口にしながら襲ってくる。一行は兵士たちを取り押さえ、何かに呪われて操られていたとみる 。兵士たちの治療と解呪のため、エルス、ウリエル、ヤマトタケルが兵士たちを町へ連れ帰り、残る四人が教会へ進む 。

たどり着いた教会は清潔に保たれ、働く人々は生き生きとしていた。神父の話では、放棄された教会を自分が個人的に管理しているだけで、ここは事情を抱えた者たちの逃げ場であり、悪霊の噂は住人の見間違いだという。住人たちも神父に救われたと口をそろえる 。ラスプーチンの目配せを受けて主人公たちは話を切り上げる。帰り際、森の見回りの仲間に会ったかと聞かれ、アーシャは会っていないと答える 。教会を離れたところで、ラスプーチンは出された茶に痺れ毒が入っていたことを明かす。訪問前に、もてなしはラスプーチンが先に口にすると取り決めていたため、ほかの者は無事だった 。

第3話

報告を受けて、主人公は以前、人さらいの集団が不幸な人を受け入れる村を装っていた例を思い出す。一方で、住人たちが幸せそうに見えたことも気にかける 。エルスによれば、兵士たちは魔術で操られており、呪いは根深くまだ解けきっていない 。そこへヤマトタケルが、操られていた兵士たちは行方不明者、その捜索に出た衛兵、帰らなかった冒険者など、廃教会を調べに行った者たちだったと知らせる 。

ラスプーチンは「秘密兵器」として、魔術や霊的な攻撃への耐性を高めた戦闘用の装束を用意し、アナスタシアとアーシャとともに着替える 。その夜、アビスが一行の宿を襲う。ラスプーチンによれば、空を飛んで門を越えてきたらしい。見張りをしていたラスプーチンの知らせもあって一行はこれを撃退する。アビスは宿だけを狙っており、一行は教会の差し金だと疑いを強める 。

翌朝、町の守りをヤマトタケルたちに任せ、主人公、ラスプーチン、アナスタシア、アーシャの四人がウリエルの加護、ヤマトタケルの祓い、エルスの祝福を受けて出発する 。静まりかえった森の先で、一行は荒れ果てた教会を目にする。前日に見た姿はまやかしで、加護によってそれが晴れたのだとラスプーチンは推測する 。居住区を調べながら、アーシャは、死後の魂はすべて月に還るという教えが正しいなら地上に霊が残るはずがないと疑問を口にする 。そのとき、廊下の先に小さな子どもが立っていることに気づく 。

第4話

男の子は、肝試しに来て一人取り残され、足がすくんで動けないと言う。主人公とアナスタシアが近づこうとすると、ラスプーチンが止める。足元の床板が崩れ、大きな穴が空いていた。男の子はそのまま消え、人間ではなかったとみられる 。不気味な現象が続くなか、アナスタシアは、ラスプーチンが自称霊能力者のトリックを語り聞かせてくれたおかげで幽霊への恐怖をかなり克服できたと話す。一行は歌で気を紛らわせながら探索を続ける 。

地上では手がかりが見つからず、一行は落とし穴の下にあった地下へ降りる。湧き出るアビスを退けた先で、壁に積まれた石と思われていたものが人骨だとわかる。ラスプーチンは、ここが人目から隠すように造られた地下墓地だと推測する 。

そこへ神父が現れ、自分は生きた人間だと名乗る。神父によれば、ここに眠る者たちは月に還ることを拒み、墓地に魔術をかけて自らを封じたのだという。神父は、彼らの眠りを妨げないでほしいと頼む 。主人公とアナスタシアは、人を呪いで操り、毒を盛り、アビスを町へ送ったことを挙げて受け入れない。神父は、すべて神のお告げに従ったことだと答える 。神父の合図で、呪いに操られた武装兵が襲いかかり、主人公、アーシャ、アナスタシアをかばったラスプーチンが取り押さえられる 。一人残ったアナスタシアは、本当に神を信じているなら慈悲深い神がこんなことを命じるはずがないとわかるはずだと神父に迫り、怒りの一撃で打ち倒す 。

第5話

戦意をなくした神父のもとに住人たちが集まり、寛大な処置を求める。住人たちは幽霊ではなく、生きた人間だった 。神父は、廃教会を訪れたときに神のお告げを聞いたと語る。初めは、町での理不尽なトラブルから逃げてきた人をかくまったり、命を絶とうとする人を説得したりと、お告げのおかげで多くの人を救えた。しかしお告げはやがて、森に踏み入った者を捕らえて術にかけること、町の教会について悪評を広めること、毒薬をこしらえて売ることなど、不審な内容に変わっていき、神父は後に引けないまま従い続けたという 。神父は住人への寛大な処置を願い、お告げで救われた人がいたことだけは信じてほしいと訴える 。数日後、神父は悪霊に取り憑かれていたものとみなされ、町の教会に見守られながら罪を償うことになる。住人たちは保護され、新しい生活への支援が始まる 。

ウリエルは、地下墓地に悪しき霊魂が溜まっていると話す。月に還る流れから外れて淀み続けた魂の願いが歪み、悪霊となって神父にお告げの形で働きかけたのだろうと推察する。ただし、お告げが最初から悪霊のものだったのか、途中ですり替わったのかはわからないという 。主人公たちは、廃教会の管理の準備や神父たちのことが気にかかるため、もうしばらく町に残って教会の奉仕を手伝うことにする 。

ラスプーチンは突然アナスタシアに謝る。転生前は神を深く信じ、啓示に従って人々を救ってアナスタシアと親しくなったが、啓示が狂い始めても従い続け、その結果、皇室への不信が募って革命が起きたのだと語る 。アナスタシアはその先を言わせずラスプーチンを抱きしめ、責める気持ちはなく、革命は避けられなかったと今は思うと伝える 。アーシャから、また信仰に戻るのかと聞かれたラスプーチンは、それはないと即答する。途中で悪霊にすり替わられるような神に頼っても意味はなく、神よりアナスタシアのほうがずっと重いと言う。それでも、アナスタシアと巡り会えたきっかけが啓示だった点には感謝してもよいと付け加え、三人は笑い合う 。

登場人物

  • ラスプーチン:教会関係者として調査を任される。毒見役や装束の用意で仲間を守り、最後に転生前の啓示と罪についてアナスタシアに打ち明ける
  • アナスタシア:ラスプーチンを推して調査に同行する。地下墓地で一人残って神父を打ち倒し、ラスプーチンの懺悔を受け止める
  • アーシャ:アナスタシアとともに同行する。神や霊に辛辣な言葉を向け、最後にラスプーチンにこれからの信仰について問いかける
  • 主人公:クルセイダーズの隊長として依頼を引き受け、廃教会の調査を率いる
  • エルス:調査を依頼する愛と恋の神。兵士たちの解呪を担い、出発前に一行に祝福を与える
  • ウリエル:兵士たちの解呪に加わり、出発前に一行へ加護を与える。その加護などでまやかしが晴れたとラスプーチンは推測する。事件の後、地下墓地の悪霊について推察を述べる
  • ヤマトタケル:兵士たちの正体を突き止めて知らせ、町の守りに残る
  • 神父:森の教会を管理し、行き場のない人々をかくまっていた人物。神のお告げに従って人に魔術をかけ、毒薬を売るなどしていたと告白する

2026.10.25 に録画から自動で作成(検証の指摘で 2 回書き直し)。自動検証: 通過。記事の作り方