コノハナサクヤヒメのキャラクターストーリーは2話ある。1話目はカジノでのポーカー、2話目は散歩中に彼女の信じる迷信が次々と騒動を起こす話で、どちらも主人公やミカエルたちと過ごす日常を描く。
ポーカーと嘘の駆け引き
カジノで主人公とミカエルが、閻魔をディーラーにしてポーカーをしている。そこへ給仕をしていたコノハナサクヤヒメが軽食と飲み物を持ってくる。主人公がちゃんと遊べているのか尋ねると、彼女は休みももらって自分も遊んでおり、こうした遊びは初めてでとても楽しいと答える。主人公に誘われて彼女も勝負に加わる。そのとき、偽ドミトリーが前からずっと一緒に遊んでいたと言い出す。これはいつもの嘘だとミカエルが指摘するが、閻魔は場を和ませる冗談として受け流し、カジノでは駆け引きのための多少の嘘は許すと告げる。
勝負が始まると、コノハナサクヤヒメは自分の手札がよいことを隠さずに喜ぶ。ミカエルは、彼女があまりに純真なので嘘をつくのが気が引け、駆け引きがしにくいとこぼす。偽ドミトリーが自分の手もよかったと言うと、コノハナサクヤヒメはそれが嘘だと見抜き、自分も成長したのだと胸を張る。ところが偽ドミトリーが「嘘というのが嘘」かもしれないと言葉を重ねるうちに、彼女は混乱してしまう。偽ドミトリーはそんな彼女を面白がり、ミカエルは厄介な相手に気に入られたものだとあきれる。最後にコノハナサクヤヒメは、もう知らないと言って音を上げる。
迷信とキャベツ畑
晴れた日、コノハナサクヤヒメは主人公、ミカエル、リトリーと散歩に出る。フォートレス中の人がチューリップ畑の完成を楽しみにしている。しかし彼女は一度拗ねると花を咲かせなくなるため、三人は彼女の信じていることをむやみに否定しないよう気をつけている。
そのため、彼女が迷信を口にするたびに、否定しかけた者が「え!?嘘なんですか!?」と問い返されて話を合わせることになる。鼻の吹き出物は両思いの印だと言われた主人公は、両思いになったふりをして、そこに居合わせた人物にひどい目に遭わされる。黒猫が横切ると縁起が悪いという話に合わせたミカエルは、飛び方を誤って墜落して擦りむく。リトリーが連れてきたアスクレピオスの治療は、ひどく痛いものになる。しゃっくりが百回出ると死ぬと聞かされたリトリーは、ミカエルが呼んだトールにそばへ雷を落とされ、しゃっくりを止められる。
やがて一行はキャベツ畑に着く。コノハナサクヤヒメは、赤ん坊はキャベツ畑から生まれると信じ、その瞬間を楽しみにする。そこへ畑の持ち主が収穫に来ると、彼女は赤ん坊の命を守ると言って立ちはだかる。このままでは畑の持ち主に危害が及ぶと見た主人公は、チューリップ畑は自分たちで育てればいいと考え、キャベツ畑から赤ん坊は生まれないと伝える。彼女は初め反論するが、人を傷つけてほしくないという主人公の説得を受け入れ、間違いを認めて謝る。ところが続けて、ではコウノトリはどこから赤ん坊を見つけてくるのかと尋ね、主人公は答えに詰まる。