目次
  1. 正月の餅つきと書き初め
  2. 宴の帰り道
  3. 岩戸とみかん
  4. 第一回ヌビナ記念魔大会
  5. プールでの浮き方練習
  6. 登場人物

ツクヨミのキャラクターストーリーは全5話ある。多くの話では、ヤマトタケルや主人公、姉妹のアマテラス・スサノオに巻き込まれ、ツクヨミは「嫌い」と言いながらも行事や記念魔の撮影に付き合う。最後の話では、学園のプールでプロデューサーの水泳の練習を見守る。

正月の餅つきと書き初め

正月に何か祝い事をしたいと言い出したヤマトタケルに、主人公は暇そうにしていたツクヨミの名を挙げる。ヤマトタケルはツクヨミに頼み込んで餅つき大会を開くことにし、主人公の提案で街の人々にも餅を振る舞う。ツクヨミは面倒がるが、リトリーとミカエルも手伝いに加わり、ツクヨミも主人公と一緒に餅をつく。

ヤマトタケルはその様子を記念魔に撮っている。第2回ヌビナ記念魔大会にドキュメンタリーで出品するつもりで、題名は「もちもちツクヨみん」と決めている。ツクヨミは撮影をやめるよう言うが、ヤマトタケルは本当に嫌なら力ずくでも止めるはずだと取り合わない。

続いて書き初めになり、ツクヨミは子どもたちに筆の使い方を教える。教え方が分かりやすいと子どもに喜ばれ、手本として今年の抱負に「豁達大度」と書く。主人公に意味を聞かれると、ツクヨミは自分で調べるよう言いかけるが、思い直して絶対に調べないでと告げる。

宴の帰り道

ヤマトタケルが町の人々まで巻き込んで宴会を開き、ツクヨミは衣装のせいで見知らぬ人からも酒を勧められる。断らずにすべて飲み、酔ってしまうが、本人は酔っていないと言い張る。帰ると言うツクヨミに、主人公が付き添う。

道中でツクヨミは、姉妹やヤマトタケル、主人公までもが自分に構うことへの不満を口にし、頼まれてもいない気遣いは嫌いだと語る。それから主人公を、散歩の途中で見つけた人の寄りつかない静かな場所へ連れていく。そこで、自分であることを忘れて別人になれたらと話し、主人公ならそうなったら何をするかと尋ねる。主人公は、自分が自分である限り今と同じようなことしかしないだろうと答え、ツクヨミは案外そんなものかもしれないと受け止める。

ツクヨミは、手を貸すと言ったはずだと主人公に手を差し出す。そこへ、心配して後を追ってきたアマテラス、スサノオ、イザナミが隠れて見ていたことが分かる。ツクヨミは手を取ったことを勘違いしないよう言い張り、皆大嫌いだと叫ぶ。

岩戸とみかん

ヤマトタケルは主人公にアマテラス、スサノオ、ツクヨミの三姉妹を呼んでこさせ、姉妹愛を描く記念魔を撮ると言い出す。以前ヌビナの記念魔大会では佳作だったため、今度は大賞を目指すという。設定は、岩戸にこもったアマテラスをスサノオとツクヨミが愛の力で外に出すというもので、あとはアドリブである。

スサノオは熱演して剣の舞まで披露するが、アマテラスは昔を懐かしむばかりで出てこない。嫌気が差したツクヨミは、アマテラスに箱ごともらったみかんを食べ始める。ツクヨミがみかんをおいしそうに食べる姿を見たアマテラスは岩戸から出てきて、三人はみかんを分け合って食べる。

ヤマトタケルは、これこそ姉妹愛だと撮影を終える。距離のあった姉妹が仲良く話す姿は以前のツクヨミからは考えられなかったと言い、主人公もそれにうなずく。ツクヨミは仲良くなどしていないと否定する。さらに、月にはまだ記念魔大会がなく、これから作ってもらうつもりだと聞かされ、協力しなければよかったとぼやく。

第一回ヌビナ記念魔大会

ツクヨミは、かつて何もかもが嫌いだったと振り返る。暴れた妹は周囲から好意的に見られ、岩戸にこもった姉は太陽がなければ困ると惜しまれた。なぜ月ではいけないのかという思いがあったという。今も皆を嫌い、そんな自分を何より嫌っていることは変わらないが、以前とは違う場所に立っている気がすると語る。

この独白は、ヤマトタケルが監督として撮る記念魔の一部である。ツクヨミは、黄泉の仕事を押しつけられる前に月で潮の満ち引きを管理していたことを語る。長いあいだ計算と記録を続けるうちに、月と太陽が地上に対して一直線に並ぶと「大月」が起こることに気づいたという。ツクヨミは、才能とは他人の夢を終わらせるまぶしいものだが自分にはそれがなく、地道な努力を繰り返してきただけだと話す。それでもその日々が今の自分を形づくっているなら、そこにも意味はあったと思えるとも語る。

作品「このいま、いちばん熱い海」は、アヌビスが司会、ツタンカーメンが司会補佐を務める第一回ヌビナ記念魔大会で上映される。審査員のネロは、特別ではない日常を武器に抗う姿を興味深いと評する。定石批評家は夢がないと述べ、アーサーはよく分からないと答え、主人公はツクヨミが頑張っていてすごいと感想を述べる。審査委員長のクレオパトラは、記念魔がこれほどの長尺を収められるまでに進歩したと話す。

上映後、ツクヨミはヤマトタケルに、自分は成長も前進もしていないが、半歩後ろに下がった分だけ視野が広がったと語る。リトリーとミカエルが駆けつけ、作品が奨励賞、つまり佳作を取ったと知らせる。ツクヨミは笑い出し、自分が大賞を期待していたことに気づく。そして、一番になれず何も変わらないことがなぜかうれしいと語る。しかし大賞がジル・ド・レの作品だったと聞くと、今までの話はなしにしたいと言い出す。

プールでの浮き方練習

ハデスの水泳の練習に付き合った後、ツクヨミは一人で後片付けをする。そこへ練習の様子を見に来たプロデューサーが現れ、手伝いを申し出る。ツクヨミは、ハデスが先に帰ると知っていて手伝いに来たのだろうと内心で察するが、口には出さない。水着姿のプロデューサーに誘われ、一往復だけ泳いでみせると、風の中を泳ぐようだと褒められる。

ツクヨミが水面に仰向けに浮かぶのを見てプロデューサーもまねるが、何度試しても沈んでしまう。ツクヨミは、力を抜いて顔を水面に出すだけだと教える。プロデューサーの苦手なことをようやく知れたと笑い、いつも自分の格好悪いところばかり見られているから、これでおあいこだと話す。

気が変わったツクヨミは、学園が閉まるまで浮く練習を見てやることにする。プロデューサーは一向に浮けるようにならないが、練習をやめない。ツクヨミは、諦めないところは本当にすごいとつぶやき、気が済むまで沈んでいなさいと練習に付き合う。

登場人物

  • ヤマトタケル:ツクヨミを行事に巻き込み、監督として記念魔を撮る。
  • 主人公:餅つきや帰り道でツクヨミに付き添い、記念魔大会では審査員を務める。
  • アマテラス:ツクヨミの姉で、記念魔の撮影では岩戸にこもる役を演じる。
  • スサノオ:ツクヨミの妹で、撮影では姉を岩戸から出そうと剣の舞を披露する。
  • イザナミ:ツクヨミの母で、酔って帰ったツクヨミを心配して後を追う。
  • リトリー:餅つきを手伝い、記念魔大会では受賞を知らせに来る。
  • ミカエル:餅つきを手伝い、記念魔大会では奨励賞の受賞を伝える。
  • ジル・ド・レ:第一回ヌビナ記念魔大会で大賞を取る。

2026.10.25 に録画から自動で作成(検証の指摘で 1 回書き直し)。自動検証: 通過。記事の作り方