目次
  1. 千本目と失われた記憶
  2. 怪我の手当て
  3. 武器を奪う放浪者
  4. 登場人物

弁慶のキャラクターストーリーは全3話である。弁慶は主人公や仲間たちと過ごすなかで、失った記憶への不安を打ち明け、怪我の手当てを嫌がり、千本目にふさわしい武器を探して他のレジェンドの武器を欲しがる。

千本目と失われた記憶

天使兵との戦いで、弁慶はほとんどの敵を一人で追い払う。リトリーやミカエル、ジャンヌ・ダルクがその強さを褒めるが、主人公だけは弁慶が溜息をついたことに気づく。弁慶はこの調子で1000本目の武器を手に入れてもっと強くなると言い、ジャンヌの旗やミカエルの杖を見て、そんな武器はいらない、弱そうだとからかう。

いつもと変わらない弁慶の様子を見ても、主人公は溜息のことが気にかかる。その後、一人で修行している弁慶を見つけて元気がない理由を尋ねる。弁慶ははじめ空元気でごまかすが、やがて打ち明ける。主人公のおかげで強くなれたが、記憶の一部、それもいちばん大事なところが欠けたままだという。取り戻したいと思う一方で、それが怖くもあると弁慶は語る。旅をするうちに、何を忘れているのか、1000本目の武器が何なのかもなんとなく分かってきており、思い出そうとすると胸がざわつき、体が震えるという。

主人公は、これまで助けられてきたのだから今度は自分が力になりたいと伝える。弁慶は、全部思い出す時が来たらそばにいて助けてくれるかと尋ねる。主人公が必ずそばにいると約束すると、弁慶は驚いた顔を見せてから飛びつき、これからもずっとそばにいるよう念を押す。

怪我の手当て

走る練習の最中に弁慶が派手に転んで怪我をする。主人公は手当てを受けさせようとするが、弁慶は「てあてなんてひつようないそーっ!」と拒む。そこへナイチンゲールが通りかかる。傷が深めで化膿すると痕が残るおそれがあると聞いても弁慶は嫌がり続ける。やがて注射が怖いのだと分かる。以前風邪をひいたとき、アスクレピオスにいきなり注射を打たれたのだという。

ナイチンゲールが今回は注射をしないと約束したので、弁慶は手当てを受け入れる。しかし消毒液がしみたため、ナイチンゲールを嘘つきと責め、医者は信用できないと言い出す。ナイチンゲールは説明しなかった自分の落ち度を認めたうえで、自分のことは大事にしてほしいと頼む。主人公が弁慶の手を握り、つらいときはこの手を握るよう言うと、弁慶はようやく手当てを受ける。

しみたのは最初だけで、すぐに痛みが引いたことに弁慶は感心し、ナイチンゲールに礼を言う。その日は安静を言い渡されて練習ができなくなる。そこで主人公は、見つけておいた菓子の店へ一緒に行こうと誘う。弁慶は喜び、翌日の練習にも付き合ってくれるよう頼み、主人公は引き受ける。

武器を奪う放浪者

千本目にふさわしい武器を探して放浪している弁慶は、アビスと戦う主人公、ジャンヌ、アーサー、クー・フーリンに出会う。強そうな武器を奪おうと勝負を挑むが、相手にされない。そこでアビスが飛びかかった隙にアーサーのエクスカリバーを取り上げる。ところが柄が大きすぎて指が届かず、投げ捨ててしまう。次にゲイ・ボルグの形や名前を褒めると、クー・フーリンは機嫌をよくして手に取らせてくれる。しかし弁慶は自分には使えないと分かると、これも放り投げる。

ジャンヌの旗槍についても、旗がひらひらして使いにくそうだと欲しがらない。主人公が幼い子だからと取りなすと、弁慶は幼くないと怒る。そうしているうちに一行はアビスに囲まれる。投げられた武器を取りに戻ったアーサーとクー・フーリンに責められると、弁慶は自分が片付けると言い、一瞬でアビスを倒す。そして武蔵坊弁慶と名乗り、千本目の武器を探していること、先ほどの武器は物足りなかったことを明かす。

丘の向こうのアビスを倒してきたジル・ド・レが合流すると、弁慶は今度はその鎌を賭けて勝負を挑む。ジル・ド・レは弁慶を子供として扱って飴を渡し、弁慶は大好物だと喜ぶ。しかし頭をなでられて子供扱いされていると気づき、改めて勝負を求める。

登場人物

  • 主人公:弁慶の悩みを聞いてそばにいると約束し、手当てを怖がる弁慶の手を握って支える。
  • リトリー:天使兵との戦いのあと、敵を追い払った弁慶を褒める。
  • ミカエル:弁慶の成長を認めるが、自分の杖を弱そうだと言われて言い返す。
  • ジャンヌ・ダルク:人々の想いがこもった旗を弁慶に欲しがられず、軽んじられて落ち込む。
  • ナイチンゲール:注射を怖がる弁慶の怪我を手当てし、その腕前で弁慶を感心させる。
  • アーサー:アビスとの戦いの最中に弁慶にエクスカリバーを奪われ、投げ捨てられる。
  • クー・フーリン:ゲイ・ボルグを褒められて弁慶に手渡すが、放り投げられる。
  • ジル・ド・レ:鎌を賭けた勝負を挑まれるが、弁慶を子供扱いして飴を与える。