天降女子のキャラクターストーリーは全2話である。第1話は、ひな祭りの準備で三人官女の役を与えられた天降女子が不満を募らせ、主人公に白酒を飲ませようとする話である。第2話は、主人公を従わせればあらゆる者を跪かせられると考えた天降女子が、自分の魅力で主人公を落とそうとする話である。
ひな祭りの白酒騒動
ひな祭りを控えて活気づく街を、主人公はアマテラス、リトリー、スサノオと歩いている。そこへ天降女子が現れ、主人公は白酒が好きなはずだと言って、酒の入った柄杓を押し付ける。スサノオたちが取り押さえて事情を聞くと、天降女子は他の者たちのせいだと答える。
天降女子によると、ひな祭りの準備はレオナルド・ダ・ヴィンチ、バッカスと一緒に進めていた。しかし天降女子は、自分には三人官女ではなくお雛様がふさわしいと考えていて、役に納得していなかった。バッカスは白酒の代わりにワインを用意して飲んでおり、ダ・ヴィンチは虹色に光る白酒や派手な料理をアートとして用意していた。ダ・ヴィンチは見た目も派手なら隊長も喜ぶはずだと言うが、天降女子はそれを否定し、その場を飛び出したのだった。
天降女子は、自分は正しい白酒とひなあられを用意したのだから、それが一番だと言えと主人公に迫る。しかし主人公は、皆が用意したものなら何でも嬉しいと答える。アマテラスとスサノオは、天降女子の着物もひな祭りというより白無垢のような婚礼衣装だと指摘する。さらにリトリーが、お雛様になりたいのは主人公のことを考えているからではないかと言うと、天降女子はひどく慌てて否定し、主人公の隣に座りたいわけではないと言い残して去っていく。
アモちゃんの籠絡大作戦
主人公がアマテラスと買い物をしている様子を見て、天降女子は、神にも慕われる主人公を従わせれば、自分を侮る神も精霊もレジェンドも皆跪かせることができると考える。天降女子は色仕掛けで主人公に迫るが、うまくいかない。そのうえアマテラスに子供扱いされ、「アモちゃん」と呼ばれて頭を撫でられてしまう。撫でられて一瞬心地よさそうにするものの、我に返って次こそ虜にすると宣言し、走り去る途中で転ぶ。
翌日、主人公がミカエルと昼食をとろうとする店に天降女子が現れ、胃袋をつかんで跪かせると目的を口にしてしまう。差し出された料理は真っ黒に焦げていたが、主人公はそれを食べ、白目をむきながらも美味しいと礼を言う。天降女子は喜びかけて、自分のほうが落ちかけていると気づく。続けて惚れ薬入りの水を勧め、ミカエルに見抜かれると、柄杓の水を主人公に浴びせかける。
次に天降女子は、アビスと戦う主人公の前でかっこいいところを見せようと考え、アポロンの加勢に割り込んで、天を操る大魔法を放つ。しかし降ったのは小雨だけで、アポロンは自分が太陽神だからではないかと言う。天気雨で虹がかかり、アポロンはアビスも見惚れていると喜ぶが、天降女子の狙いとは違う結果に終わる。
その後、天降女子は全員を跪かせるために魔法の修行をしている。主人公は天降女子を見つけ、頑張っていて偉いとねぎらう。小雨しか降らせられなかったことを気にする天降女子に、主人公は、強い魔法ではないかもしれないが皆を落ち着かせるよい魔法だと言う。天降女子は胸の高鳴りに戸惑い、次こそ落とすと言い残して帰ろうとするが、また転んでしまう。
登場人物
- 主人公:天降女子に白酒を勧められ、のちに籠絡の標的にもなるが、どの場面でも穏やかに応じる。
- アマテラス:主人公と行動を共にし、天降女子の着物が婚礼衣装のようだと指摘する。第2話では天降女子を子供扱いして頭を撫でる。
- スサノオ:主人公に白酒を押し付ける天降女子を止めてなだめる。
- リトリー:天降女子がお雛様になりたいのは主人公のためではないかと口にする。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ:三人官女の一人として、虹色に光る白酒や派手な料理をアートとして用意する。
- バッカス:三人官女の一人として、白酒ではなくワインを用意して飲んでいる。
- ミカエル:主人公と昼食の場に居合わせ、天降女子の料理や惚れ薬入りの水を見抜いて突っ込む。
- アポロン:アビスとの戦いで天降女子の魔法を目にし、天気雨の虹を喜ぶ。