目次
  1. あらすじ
  2. ストーリー
    1. 第1話
    2. 第2話
    3. 第3話
    4. 第4話
    5. 第5話
  3. 登場人物

あらすじ

七夕祭りが開かれる街の周りでアビスを退治していたとき、マリー・アントワネットとスパルタクスは崖崩れに巻き込まれて落ちる。二人は野営をしながら歩いて街へ戻る。マリーは転生前の死に方を恐れており、同じ最期を避けるために徳を積もうと人助けを続けている。ところが謝礼を受け取ると徳が減ると考えているため、礼も遊びも贅沢も受け入れない。助けてもらったスパルタクスは、マリーにきちんと「ありがとう」を言いたいと考え、主人公や仲間たちはマリーに祭りを楽しんでもらう方法を考える。

ストーリー

第1話

謎の人物が、二度目の生を受けたレジェンドたちの夢や希望に関心を示す。場面は変わり、マリー・アントワネットは民衆に罵られて断頭台へ送られた過去を夢に見てうなされ、目を覚ます。そばにはスパルタクスがいる。二人は祭りの安全を確保するため山のアビスを退治していたが、最後のアビスが倒される直前に使われた魔術で足場を失い、崖から落ちていた。

街へ戻る途中、二人は野営をする。スパルタクスは採ってきた食材をそのまま食べようとするが、マリーは毒のあるものを選り分けて料理する。スパルタクスに褒められても、マリーは必要に迫られて覚えた技術だからうれしくないと答える。一方で、隊長に褒められたらと言いかけて口をつぐむ。

街に戻ると主人公が二人を迎え、マリーを祭りに誘うが、マリーは忙しいと言って断る。祭りを準備しているのはジョカで、大都以外の街にも七夕祭りを広めようとしている。呂布は、主人公たちが安全確保に協力したおかげでジョカが準備に専念できたとして礼を言いに来る。石川五右衛門も当日の催しを任されている。周りの者たちが互いに礼を言い合う様子を見たスパルタクスは、自分もマリーにちゃんとお礼を言いたいと主人公に打ち明ける。

第2話

スパルタクスは、以前ケガをしたときにもマリーに手当てしてもらい、礼を言いそびれたことを思い出す。弁慶もマリーに菓子を分けてもらっているのに、お返しを受け取ってもらえないと話す。ミカエルと観音菩薩によると、マリーは転生前の死に方が心の傷になっていて、同じ最期を迎えないように徳を積んでいる。そして謝礼を受け取ると徳が減ると考えている。これを聞いたラファエルは、無理にでも押し付けるか、マリー自身の徳になると思わせて自分から来たがるよう仕向けてはどうかと提案する。

祭りの当日、主人公とジャンヌは、急用で行けなくなった主人公の代わりにスパルタクスと祭りを回ってほしいとマリーに頼む。浴衣の着付けも任されたマリーは、引き受ける。ミカエルは二人だけでは心配だとして、ラファエルにも付いていかせようとする。射的勝負で決めることになるが、ミカエルはウィリアム・テルを代わりに撃たせてラファエルを負かす。この勝負は、日頃の礼としてラファエルに浴衣を贈るため、マンサ・ムーサやカエサルたちが仕組んだものだった。

マリーはスパルタクスに浴衣を着せる。そのときスパルタクスの体に、戦いの傷だけでなく鞭で打たれたような痕もあることに気づき、顔の傷を化粧で隠そうとする。スパルタクスは、この顔で生きてきたので傷を見られても構わないと言い、マリーは化粧を薄めに直す。着付けをしながらマリーは、幼いころ母や姉に世話をしてもらったことを思い出す。支度を終えたスパルタクスは主人公に褒められてマリーに礼を言うが、マリーは礼の言葉を断る。

第3話

祭りを回るマリーは、ラファエルがついてきていることに気づき、徳が分散すると抗議する。ラファエルは天使なので数に入らないと言い張り、観音菩薩も話を合わせてごまかす。スパルタクスが玩具を次々に欲しがると、マリーは小遣いを使い切れば夕食を食べられなくなると言い聞かせ、我慢させる。観音菩薩がこの言葉を説法に使いたいと言うと、マリーは自分の生き方は誰にも真似してほしくないと答える。

休憩しようとした先では、朱雀、玄武、青龍、白虎がヒーローショーのリハーサルをしていた。操作を誤ったアビス人形が三人のほうへ向かってくる。ショーが子供に人気だと聞いたマリーは、裏方なら観客から謝礼を受けずに徳を積めると考え、人形の操作を引き受ける。ショーは成功し、楽しかったかと聞かれたマリーは、楽しかったと言えなくもないと答える。

ところがスパルタクスが、祭りに誘ったのは助けてもらったお返しだったと口を滑らせる。マリーは、これまで積み上げた徳が消えてしまうと嘆く。ラファエルが関わっていたことも認めたため、隊長も一枚かんでいると察し、その場を去る。ラファエルは朱雀にスパルタクスを任せ、マリーを追う。

第4話

走って転んだマリーの手の擦り傷を、ラファエルが魔術で治す。マリーは、人の運命を左右する天使に借りを作ったままではいられないと言う。ラファエルは、マリーに助けられた人々も同じ気持ちだろうと指摘する。マリーは、皆の優しさがうれしいからこそ、それを味わって徳を減らすのが耐えられないと打ち明ける。徳は思い込みだと割り切りたいと何度も思ったが、そのたびに刃の重みを思い出して震え、悪夢から覚めては首がつながっているか確かめてきたと語る。

謝りに来たスパルタクスは、マリーを気にかける理由を話す。奴隷だったころ、ひどいことをしながら礼を求める者が大勢いたが、マリーは良いことをしても礼を受け取らない変わった者で、とても良い人だという。マリーは、出会い方が違えば自分が鞭を打っていたかもしれないと返す。スパルタクスは、自分も死に方は自分で決めたいからマリーの気持ちが少し分かると言う。そして主人公と一緒に、どこにいても必ずマリーを助けに行くと約束し、ありがとうと言ってもよいかと尋ねる。

そこへティムールやケット・シーが、短冊を盗んで逃げる五右衛門を追ってくる。マリーは徳を積む好機と見て、三人で手分けして五右衛門を捕まえる。これはジョカの催し「七夕捕物帳」で、三人はその勝者となり、特製の短冊セットと報奨金を受け取る。マリーは、一人で成し遂げたわけではないとして褒美を受け取り、いつもなら単独で動くところを自然に協力していたことを自覚する。マリーは自分の取り分の報奨金をスパルタクスに使わせる。スパルタクスが仲直りのしるしとして差し出した大きな饅頭の半分を、マリーは受け取って食べる。

第5話

祭りが終わりに近づくと、ジョカは三人に短冊を吊るさないのかと尋ねる。ジョカと呂布は、願い事を書いた短冊を笹に吊るす伝統を説明し、続いてジョカが織姫と彦星の謂れを語る。二人は仕事を怠けたために引き離され、真面目に働くなら年に一日だけ会えると約束された。マリーはこの話を、織姫が会える日を増やすために徳を積んで人々の願いを叶えているのだと解釈する。自分の願いも叶い、織姫も徳を積めるとして、短冊を書くことにする。

マリーは笹を下げて、スパルタクスが高い場所に短冊を吊るせるよう手伝う。スパルタクスの願いは主人公の幸せである。スパルタクスが改めて礼を言うと、マリーは今夜は特別だとしてその謝礼を受け入れる。マリーは、徳を積んできたことは無駄ではなかったと感じたと語り、これからも自分の信じる方法で徳を積み続けると宣言する。

マリーは、スパルタクスの短冊の余白に小さく「マリーも!」と書き添えてあったのに気づく。そのお返しに、自分の短冊にはスパルタクスの自由が誰にも脅かされないようにという願いを書く。

登場人物

  • マリー・アントワネット:この章の中心人物。断頭台での死を繰り返さないよう徳を積んでおり、謝礼を拒み続ける。七夕の夜は特別だとしてスパルタクスの礼を受け入れるが、今後については場合によりけりだとする。
  • スパルタクス:マリーに助けられた礼を言おうとする。奴隷だった過去を語り、マリーを必ず助けに行くと約束する。
  • ラファエル:マリーを誘い出す策を言い出し、二人に付き添う。逃げ出したマリーの本心を聞き、受け止める。
  • 主人公:スパルタクスの付き添いと着付けをマリーに頼み、マリーを祭りに引き込むきっかけを作る。
  • ジョカ:七夕祭りを主催する。七夕捕物帳の勝者に褒美を渡し、七夕の謂れを語る。
  • 観音菩薩:マリーが徳にこだわる事情を説明する。ラファエルの方便にも話を合わせる。
  • ミカエル:マリーの事情を語り、射的勝負でラファエルを付き添いに回す。
  • 朱雀:四神とともにヒーローショーを上演し、マリーたちの手伝いを受ける。
  • 石川五右衛門:祭りの催しで、短冊を盗んで逃げる泥棒役を演じる。

2026.10.25 に録画から自動で作成(検証の指摘で 2 回書き直し)。自動検証: 通過。記事の作り方