目次
  1. あらすじ
  2. ストーリー
    1. 第1話
    2. 第2話
    3. 第3話
    4. 第4話
    5. 第5話
  3. 登場人物

あらすじ

ヤトは、指輪の暴走で失った力がほとんど戻らないため、武術の鍛錬でそれを補おうとしている。そのうえ仲間からの頼み事も重なり、疲れがたまっていく。アイラの絵を描きたい葛飾北斎は、ヤトの悩みを解決する代わりに絵を描かせてほしいと持ちかけ、山奥の温泉での湯治を勧める。こうして服部半蔵の案内のもと、クルセイダーズの大勢の仲間が温泉へ向かう。ところが温泉の拠点ができあがった後、ヤトたちが湯に入っている間に服がなくなってしまう。

ストーリー

第1話

ヤトはマスター・カロリナと鍛錬をしている。指輪の暴走で失った力は、いまも大部分が戻っていない。その後もジル・ド・レに事務仕事を頼まれ、ルゥの遊び相手や子どもたちの勉強の手伝いが続く。アイズがマッサージをすると、ヤトの肩はひどく凝っていた。アイラはヤトの疲れをどうにかしなければと考える。

そこへ葛飾北斎が来て、アイラの絵を描きたいと頼む。アイラは、ヤトのためになるなら引き受けると答え、北斎は温泉で休むことを提案する。ヤトは、月で主人公をかばったときに負った傷の跡が湯治で消えればよいと考える。主人公たちが山奥で温泉を見つけたという噂があり、半蔵が案内役を引き受ける。北斎はもともと、気晴らしに温泉へ行くつもりだった。

第2話

後日、一行は山を登る。温泉の話は坂本龍馬とリトリーが言いふらしており、それを羨んだ大勢の仲間が同行する。龍馬が半分冗談で口にした温泉宿の案も、本気で進みそうになっている。途中で半蔵は、森の奥から見張るような視線を感じる。ただし敵意はなく、深追いはしないことに決まる。

温泉に着くと、のぞき対策としてヤトたちは薄衣をまとい、洞窟の湯に入る。そこへアビスが現れ、北斎は、温泉目当てのアビスもいたと龍馬が話していたことを思い出す。アビスは三人で倒す。半蔵が感じた視線の正体は、湯の向こうに集まっていた猿などの動物たちだと分かる。入浴後、仲間たちは温泉の周りに欲しい設備を次々と挙げる。アスタロトの土木作業、ヘルミィの設計、ホーエンハイムの錬金術、それに大勢の人手のおかげで、浴場は短い時間で形になる。

第3話

半月が経ち、宿泊所も完成する。ヤト、北斎、半蔵が露天風呂に入っていると、半蔵はあひるの玩具を「あひるさん」と呼んでかわいがってみせる。湯から上がると、三人の服だけがなくなっていた。北斎と半蔵が平気な顔をしているので、ヤトは一人で憤る。

そこへ甘寧と石川五右衛門がやって来る。ヤトに疑われた五右衛門は、自分の仕業ではないと否定し、師匠が服を盗まれるのは勘が鈍ったからだと皮肉る。師匠とは半蔵のことで、甘寧も加わった組手で半蔵が二人を相手に勝つ。五右衛門は幼いころ身寄りをなくし、半蔵に拾われて忍として育てられたことが明かされる。五右衛門は魔術による犯行を疑うが、ヤトはそのような気配は感じなかったと答える。

現場の脱衣所は衝立で囲っただけの造りで、鍵もなく、犯人を絞り込めない。そこで三人は、タオル一枚の姿のまま仲間に聞き込みをすることになる。行く先々でシルドラにからかわれ、ヘルミィにはメイド服を勧められ、ヤトは振り回される。

第4話

聞き込みをしても、仲間の中に疑わしい者は見つからない。ファフニールは、服を取り戻すより裸のままでいるべきだと説き、ヤトを「全裸革命」に誘う。ジークフリートにたしなめられたファフニールは、本当は竜と蛇の仲間として話がしたかったのだと打ち明ける。ヤトは心の中で、自分は力を失ったせいで本来の姿に戻れないのだと考える。

そのとき、シルドラの服が盗まれたという知らせが届く。シルドラたちは盗まれる前提でおとりの服を用意しており、実際の被害はなかった。シルドラは逃げていく犯人を目にしていた。ヤトは話を最後まで聞かずに飛び出し、アビスの群れを怒りにまかせて蹴散らす。北斎が描いたばかりの、その姿の絵を見せると、ヤトは我を忘れていたと気づき、落ち着きを取り戻す。

半蔵は木の枝に引っかかった服の繊維を見つけ、犯人は人間ではないと見抜く。半蔵があひるの玩具を投げると、おとりの服を抱えた猿が木から落ちてくる。しかし鹿や猪など大勢の動物が助けに押し寄せ、猿は逃げてしまう。半蔵は、猿がこちらに強い関心を向けていることから、ただのいたずらではないおそれがあると考える。そして、仲間に鳥の言葉が分かる者がいるという噂を思い出す。その人物はジークフリートだった。

第5話

ジークフリートは鳥と話せるが、ほかの動物の言葉は分からない。その力は竜の血を浴びて得たものなので、もとの持ち主であるファフニールのほうが向いているだろうと言う。北斎の思いつきで洞窟の温泉へ行くと、例の猿と動物たちが集まっている。ファフニールの通訳によると、服を盗んだのはヤトたちを山から追い払う計画の第一歩であった。山は動物たちの縄張りで、ヤトたちはアビスに代わって居座った者に見えているという。

ヤトは、かつて自分の住処に踏み込んできた相手と言葉を交わしたことを思い出す。そして、自分がいつの間にか、その相手と同じ側に寄っていたと気づく。ヤトは境界線を引いて互いに越えないことを提案し、代わりにアビスを追い払い、食べ物を分けると約束する。交渉はまとまり、服は戻ってくる。主人公もヤトのやり方に賛成する。

戻ってきた服は傷んでいて、すぐには着られない。アイラはヤトに促され、約束どおり北斎の絵のモデルになる。オリジンとルゥは、いつか動物たちと一緒に温泉に入りたいと話す。ヤトは周りがにぎやかになったことを実感し、傍にはもう大勢の者がいるという主人公の言葉を思い出す。その日は酒が進み、ヤトはのちにシルドラから長くからかわれることになる。

登場人物

  • ヤト:疲れを癒すために温泉を訪れ、服を盗まれて犯人を追う。最後は動物たちとの交渉を取りまとめる。
  • 服部半蔵:温泉への案内役。森から向けられた視線に気づき、枝の繊維から犯人が人間ではないと見抜いて、あひるの玩具を投げて猿を落とす。
  • 葛飾北斎:アイラの絵を描くことと引き換えに温泉行きを提案する。服を盗まれても画材が無事なら気にしない。
  • シルドラ:タオル姿のヤトをからかう。おとりの服を盗まれ、逃げる犯人を目撃する。
  • ファフニール:全裸革命にヤトを誘う。のちに猿たちとの会話を通訳する。
  • アイラ:ヤトの疲れを気にかけ、北斎の絵のモデルになることを約束する。最後にその約束を果たす。
  • 石川五右衛門:盗みの疑いをかけられて否定する。半蔵の弟子であることが明かされる。
  • ジークフリート:鳥と話せる力を持っている。動物との対話にはファフニールのほうが向いていると勧める。
  • ヘルミィ:温泉の設計を提案し、おとりの服で盗難に備える。
  • アイズ:ヤトの肩の凝りに気づく。最後は買い出しから酒を持ち帰る。

2026.10.25 に録画から自動で作成(検証の指摘で 1 回書き直し)。自動検証: 通過。記事の作り方