あらすじ
モードレッドはルサルカとともに、内戦とアビスの害が広がるトハラスを渡り歩き、支殿の鍵の在処を追う。一方、村々を襲う黒騎士の正体がモードレッドだと知ったアーサーら円卓の騎士は、彼が魔核に操られているとみて追跡を始める。こうして、鍵を求める道行きと円卓の追跡は、やがて交差する
ストーリー
トハラスでは緑の領国の残党と朝廷の戦いにアビスが入り交じっている。モードレッドとルサルカは、支殿の鍵の在処を知るという城主を探して城へ入り、人間をアビスに食わせた小部屋を目にする。戦場に現れた魔術師が召喚した冥気体が暴発し、城は炎上して崩れる。生き残った城主は鍵の所在を知らず、聖天教の司教がいるグルタイの名を挙げるが、モードレッドはこの城主をアビスの餌にする
ヴァーレンに召喚された円卓の騎士、アーサー・トリスタン・ガラハッド・ニムエは、黒騎士がモードレッドだと知らされ、魔核に操られているのだろうと考えて彼を止める旅に出る。道中で出会ったランスロットは自分はランスロットではないと言い張り、止めるべき友がいると告げて単独で去る 。グルタイでは司教がモードレッドたちを教会に閉じ込める。司教は行き場を失った信徒に魔術印影を施し、命を代償に冥気体を召喚させていた。信徒たちは暴発に巻き込まれて死に、司教自身も鍵の在処は知らないと明かした上で、生き残った弱者を殺してほしいと頼んで息絶える
焼かれたグルタイを見たアーサーはモードレッドの仕業と認めず、モードレッドの名を騙る黒騎士の群れと戦う。倒された彼らは泥のように崩れ、ガラハッドは魔導研究組織・燭台塔の関与を語る 。モードレッドは情報屋を使って自らの居所を広め、森で円卓の騎士を迎え撃つ。アーサーは魔核のせいだと訴えるが、モードレッドは操られてはいないと否定し、彼自身は記憶もすべて偽物であり過去さえ壊したいと心中で考えている。トリスタンが煙幕でアーサーを連れ出し、円卓の騎士が必ず止めると宣言して退く。残されたモードレッドは、自分が複製体なのか記憶を失った本物なのかという疑いを拭えずにいる