あらすじ
連夜アビスの襲撃を受けるフォートレスで、記憶を失ったジャンヌは何の役にも立てない自分に苦しむ 。そんな彼女をミカエルは戦場から遠ざけ、その求めに応じて、かつての聖女ジャンヌ・ダルクがたどった道を語り始める 。一方、自らを偽物と名乗る偽ドミトリーが彼女に接触し、ジャンヌ・ダルクの記憶が戻れば今のおまえは消えると告げる 。
ストーリー
隊長が不在のフォートレスは連夜アビスの襲撃を受け、ジル・ド・レとロバート・E・リーが手薄な守備で応戦する 。記憶を失ったジャンヌは戦力になろうとするが、ミカエルは今の彼女に戦場でできることはないと言い切り、戦いが終わるまで動かないよう命じる 。集団暴走が起きて窮地に陥るが、名乗らない女の魔法がアビスの群れを消し去り、守備隊は危機を脱する 。住民から御使いと呼ばれて祝福を求められたジャンヌは求めに応じ、ジャンヌ・ダルクでなくてもそう呼ばれうるのかと自問する 。偽ドミトリーから偽物同士と呼びかけられた彼女は、ミカエルに聖女の来歴を一から聞かせてほしいと頼む 。
ミカエルによれば、かつて啓示を与えた人間が次々と不幸になったことから、彼女は次の相手には幸福な生を送らせると誓い、村娘ジャネットに王女を戴冠させて国を救えという啓示を伝えた 。ジャネットは立ち向かうと答えて旅に出て、予言を的中させて信用を得、王女から旗を授かってオルレアンへ向かう 。戦場に出た彼女は急速に戦いに慣れ、陣頭で旗を振って軍を鼓舞し、敵の砦を落としていく 。矢を受けて倒れ総攻撃が失敗した後、ミカエルは啓示の取り消しを申し出るが、ジャンヌは自分は十分幸せであり、ミカエルから立ち向かう勇気を教わったと答えて退け、再度の総攻撃で包囲戦を九日で終わらせた 。語り終えたミカエルは今の彼女はジャネットだと言い、ジャンヌもそう答える 。
偽ドミトリーは、記憶とは魂であり、ジャンヌ・ダルクの魂が蘇ればジャネットの魂は呑み込まれて消えると語る 。アビスを引き寄せる魔術を用いた稽古でジャンヌはアビスを倒し、偽ドミトリーは自分の目的はジャネットを殺させないことだと明かす 。一方サリエルはミカエルに、コアの破壊を受けて月の強硬派シスマが地上世界へ介入しようとしていること、黄泉の扉を壊して魂を持ち去ったのが大神ツクヨミであることを伝える 。クレオパトラは封印の解けかけたダンタリオンを自ら解放して駒とし、イシスも利用して世界征服を進めている 。