あらすじ
主人公とリトリーは、依頼の途中でジャンヌやミカエルとはぐれる。二人は川辺で見つけた魔宝石を使って召喚を行い、空腹で倒れている豊穣の精霊ココペリと出会う。ココペリは、いくら食べても満腹にならない体質である。食べ物を求めて近くの農村を訪れた一行は、村がかつてアビスに畑を荒らされて以来、作物が育たず、深刻な食糧不足に陥っていることを知る。
ストーリー
第1話
主人公とリトリーは、リトリーに引っ張られて川辺へ向かったことで、ジャンヌたちとはぐれる。代わりにそこで魔宝石を見つけ、仲間探しに役立つ者を呼ぼうと腕輪で召喚を行う。現れたココペリは空腹で倒れており、主人公たちが持っていた弁当4つをすべて平らげる。それでもまだ空腹だと訴え、自分は食べても満腹にならない体質だと明かす。
一行は近くの村に食べ物を分けてもらおうとするが、村の男に怒鳴られて断られる。仲裁に入った長老によれば、村は作物を収穫できずに食糧不足が長く続いており、街で食べ物を買うための金も尽きかけている。さらに長老は、以前畑がアビスに襲われたとき、村人は戦うのを恐れて作物が荒らされるのを見ているしかなく、それ以来いくら耕しても作物が育たないと語る。ココペリは、作物は村人の愛情を感じているが、またアビスに襲われるのを恐れて芽を出せずにいるのだと考える。
ココペリが笛を吹くと、作物を実らせるという音色によって畑に次々と芽が出る。長老は、笛で作物を実らせて飢えた人々を救った精霊の伝承を思い出す。ココペリは空腹のあまり途中で倒れるが、目を覚ますと畑は実っており、眠っている間に村人全員で補強も済ませていた。村人たちは笑顔を取り戻し、翌日に収穫を祝う宴を開くことが決まる。しかしその直後、ココペリはアビスが畑へ迫っていることに気づく。ココペリは長老に主人公を呼びに行かせ、ひとりで畑を守ろうとする。
第3話
ココペリは空腹で力が出ないまま、大勢のアビスを相手に苦戦する。駆けつけた主人公は、数が多すぎるため畑を捨てていったん退こうと言う。しかしココペリは、ここで諦めたら村人がまた飢えて笑顔を失ってしまうと言って、退くことを拒む。その思いを受けた主人公は考えを改め、ココペリと共に戦うと決める。
第5話
リトリーは村人たちを畑へ連れてくる。しかし村の男は、自分たちに戦う力は無いと尻込みする。長老は、ここで逃げれば同じ過ちを繰り返し、子供たちを飢えさせることになると説く。そして、ボロボロになりながら戦うココペリを見て、真っ先にアビスへ向かっていく。これに続いて村の男たちも、愛する者を飢えさせたくないと奮い立ち、リトリーの号令で戦いに加わる。
村人たちも加わった戦いでアビスは逃げ去り、作物は守られる。ココペリは、自分の気持ちを尊重して共に戦ってくれた主人公に恩返しをしたいと、クルセイダーズへの加入を願い出る。主人公はこれを快く受け入れる。
収穫を祝う宴では、主人公の提案で、ココペリが食事の挨拶の音頭を取ることになる。村人たちも賛成し、皆で声をそろえて食事を始める。一方、はぐれたままのジャンヌとミカエルは主人公たちを探し回っていた。リトリーが弁当を持っていったため、ミカエルは前日から何も食べられず、空腹を嘆く。
登場人物
- ココペリ:主人公たちに召喚された豊穣の精霊で、いくら食べても満腹にならない。笛で農村の畑を実らせ、アビスから作物を守るために戦った後、クルセイダーズに加わる。
- 主人公:クルセイダーズの隊長。いったんは退くことを提案するが、ココペリの思いを受けて共に畑を守る。
- リトリー:主人公と行動しており、主人公によれば、リトリーが川辺へ引っ張っていったせいで仲間とはぐれた。村人たちを畑へ連れてきて、戦いに加わるよう促す。
- 長老:農村の長で、村の窮状と、アビスに畑を襲われた過去を語る。尻込みする村人に先立ってアビスに立ち向かう。
- 村のおじさん:飢えた子を抱える村人。はじめは一行を追い返し、戦うことにも尻込みするが、最後には自ら戦いに加わる。
- ジャンヌ:主人公たちとはぐれ、ミカエルと共に一行を探し回る。
- ミカエル:ジャンヌと共に主人公たちを探す。リトリーに弁当を持っていかれたため、空腹に苦しむ。