あらすじ
人手が足りないときに多数のアビスが襲ってきたため、主人公とリトリーは召喚を行い、スパルタクスを呼び出す。スパルタクスはアビスを一瞬で倒すが、もう誰の命令も聞かないと言ってクルセイダーズへの加入を拒み、立ち去る。その後、貴族を襲う罪人を捕まえる依頼が届き、主人公はその罪人がスパルタクスだと考える。貴族が大金の報酬を出しているため、世界中の猛者が彼女を狙っており、主人公たちは彼女の身を案じて捜しに出る。
ストーリー
第1話
召喚されたスパルタクスは、自分は奴隷であり剣闘士だったと明かし、アビスを一掃する。リトリーがクルセイダーズに誘うと、彼女は、優しいのは最初だけでどうせ自分を奴隷としてしか見ていないと言って拒み、誰にも従わず生きたいように生きると告げて去る。
その後、主人公とリトリーは、貴族を襲う罪人を捕まえる依頼を受ける。罪人の特徴は大剣を抱え、両手足に鎖の千切れた枷をつけた少女であり、主人公はスパルタクスだと考える。依頼を出した貴族にも人をさらって奴隷にしているという噂があった。二人は、ゴミをあさって三日ぶりのパンくずを食べようとしているスパルタクスをすぐに見つける。主人公が毒見をしてから菓子を渡すと、彼女は初めて知る甘さに夢中になる。
スパルタクスは、生まれたときから奴隷で、それが当たり前だったため辛いとは思わなかったと語る。剣闘士として活躍した褒美に一日だけ外に出たとき、鎖につながれずに草原を走る動物たちを見て、自由を奪われたまま生きるのは死んでいるのと同じだと考えるようになった。そして奴隷の自由のために戦って敗れ、死んだが、それは本望だったという。主人公は、彼女がこの世界でも奴隷を解放して回っているのだと受け取り、狙われていて危険だと止める。しかし彼女は、生きたいように生きて死ぬなら本望だと答えて去る。その後、遊ぶ父娘をうらやましそうに見ていたスパルタクスの前に、懸賞金目当てのあらくれ者たちが現れる。スパルタクスは、もう誰にも自分の自由を奪わせないと言って戦いに臨む。
第3話
あらくれ者たちは大勢の仲間を呼び集めるが、スパルタクスは、もっと多くの相手と戦ってきたと言って引かず、今度は負けないと告げて戦う。
第5話
追い詰められたあらくれ者たちは、スパルタクスが見ていた父娘を連れてきて、娘を人質に取る。スパルタクスは二人とは無関係だと言うものの、結局は剣を置く。あらくれ者が逃げられないように彼女の手足の腱を切ろうとしたところへ主人公が飛び出してかばい、深く斬られる。主人公は、これ以上彼女の体に傷跡が増えるのを見過ごしたくなかったと語り、彼女と同じく、生きたいように生きて死ぬなら本望だと口にして気を失う。怒ったスパルタクスが襲いかかり、その隙にリトリーが人質の父娘を逃がす。
主人公が目を覚ますと、リトリーが経緯を説明する。スパルタクスがあらくれ者たちを倒し、駆けつけたミカエルたちが主人公の傷を治した。さらに、スパルタクスを指名手配した貴族の悪事をジャンヌたちが暴き、奴隷制度のないバロアのクローデットがその処分を引き受けたため、スパルタクスはもう追われなくなる。
スパルタクスは、主人公を自由を奪う悪い人だと誤解していたことを謝り、主人公を「ごしゅじん」と呼んで仕えると決める。主人公が生きたいように生きるのではなかったのかと尋ねると、彼女は、主人公のそばにいることこそが自分のしたいことだと答える。主人公がやりたいことはないかと聞くと、彼女は思いきり遊んでみたいと願い、主人公はそれを引き受ける。